生徒指導室
隣の担任「私、今回の件で男君よりも驚いた事があるんです」
担任「なんです?」
隣の担任「ドアです。あんなに大きな音がするなんて」
体育教師「あー、たしかに凄い音がしましたねぇ。でもおかげですぐに駆けつけることが出来た」
隣の担任「何だかおかしくて。」
校長「全ての生徒はよその子供。私達は学校という施設の職員に過ぎません。これからは一歩引いた視線で見守って行きましょ」
三人の教師「はい」
生徒指導室から教室に戻ると、クラスの連中が俺を見るなり笑いだした。
「キターーー!変態窓枠男!」「映画化キボンヌ」「生徒指導室に何度も行くなんておまいはDQNでつか」「安価行動乙」
何とでも言うがいいさ。そんな薄っぺらな言葉では俺の心は動じない。まとわりつくクラスメイトを押し退け席についた。人気者の辛いところだ。
生徒あ「同じクラスメイトとして恥ずかしいよ」
男「なんだとこの野郎!」
生徒あの心ない言葉に頭に血が上り、思わず大声を上げてしまった。
笑子「ま、まあまあ。男、おちつこ?席にすわろ?」
男「あ、ああ、すまん。つい。」
友「お前らもあんま、からかうなよ?こいつは今ナーバスなんだからな」