ウキエ「……」スタスタ
中島「どんどん駅前に向かっていくぞ」
カツオ「うーん、買い物でもするのかな?」
中島「あっ!」
マスク男「……」コソコソ
ウキエ「……」スタスタ
カツオ「マスクの男が後ろからウキエさんに近づいてる!」
中島「怪しいな……」
カツオ「きっと痴漢に違いない! 行くぞ、中島!」ダッ
中島「おう!」ダッ
カツオ「コラーッ!」
中島「やめろーっ!」
マスク男「……!?」
ウキエ「カツオ君!?」
カツオ「この痴漢めっ!」ガシッ
中島「ボクたちが相手だっ!」ガシッ
マスク男「うわっ、ちょっと待って、待って!」
甚六「ボクだよ、ボク!」パパッ
カツオ「甚六さん!?」
ウキエ「兄貴!?」
甚六「いやあ、痴漢だなんてひどいな」
ウキエ「兄貴、こんなところでなにやってるの?」