【※親愛の関係※】ゲーセンで出会った不思議な女の子の話←こんな事ってあっていいのかよ・・・

晩御飯も一段落して部屋に戻ると、彼女は俺に聞いてきた。

彼女「今日は富澤の育った場所見れて楽しかったなぁ」
俺「いいとこだったでしょー」

彼女「ねえねえ、わたしが育った場所も見てみたい?」

それは意外な一言だった。今まで決して過去を語ろうとしなかった彼女だから、俺はゲーセンで会う以前のことはあまり聞こうともしていなかった。

俺「正直、すごく見に行きたい。」
彼女「じゃ、さ。明日は朝早く向こう戻って、色々巡ってみよう。
行ったり来たりの渡り鳥だね~!」
彼女は手を広げて羽ばたくような仕草をしてみせる。

そういうことになった。
さすがに強行日程すぎないか?と思いつつ俺は彼女に早く寝て休むように促した。

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