動物に育てられた子どもたち8選。
環境に溶け込む能力に驚愕。
食事・走り方・仕草までも・・・
人間の脳というのは、
幼少期の過ごし方で80%以上
完成するといわれています。
もしその大切な時期に、
動物と共に育った場合
どうなってしまうのでしょうか?
今回はそんな大切な時期に、
動物と共に幼少期を過ごした
8人の子供たちをみていきましょう。
1.ニワトリ小屋で育った少年 (フィジー)

スジット・クマール 1978年
スジットが5歳ぐらいのときに
彼の両親は彼を鶏小屋に
閉じ込めてしまいました。
その後、母親は自殺し、
父親は殺されてしまったため、
祖父が彼の面倒をみることになりましたが
鶏小屋での監禁は続きました。
その間スジットは鶏と共に
生活をしていました。
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ところが数年後のある日、
道の真ん中で食べ物をガツガツ食べ、
羽ばたく真似をしていてるところを
発見されました。
このとき彼は8歳でした。
彼は食べ物を口でついばみ
止まり木にとまるように椅子にうずくまり
舌でチッチッという音を出していました。
また、指は内側に曲がっていました。
その後、年配者の家に引き取られましたが
非常に暴力的であったため
20年以上ベッドに縛りつけられていました。
現在は30歳を過ぎましたが、
少しづつですが人間の暮らしに
慣れてきています。
2.ヒョウに育てられた少年 (インド)

1912年、少年は2歳のときに
メスのヒョウにさらわれてしまいました。
3年後、あるハンターが
そのヒョウを仕留めました。
驚いたことに、3頭の子どもの中に
その少年がいました。
このとき少年は5歳でした。
そして、少年は家族のもとに帰されました。
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さらに驚いたのは、
少年は2足歩行の大人と同じくらい速く
四つん這いで走ることができました。
膝には固いたこができていて、
爪先は甲に対してほぼ直角に曲がっており、
手のひらと足の爪先、
親指のはらは固い皮膚で覆われていました。
近づく者には誰かれかまわず
飛びかかって噛みつき、
飼っている鳥肉を生で食べました。
もちろん、しゃべることはできず
唸り声しか出せませんでした。
その後、少年はしゃべれるようになり、
二足歩行できるようになりました。
しかし、白内障で
目が見えなくなってしまったのですが、
ジャングルでの生活が原因ではなく、
家系的なものだそうです。
3.鳥少年 (ロシア)

プラヴァは、31歳の母親と暮らす
寝室2部屋の狭いアパートで
発見されました。
このとき彼は7歳でした。
彼は鳥カゴでいっぱいの部屋に閉じ込められ
母親のペットのたくさんの鳥たちと、
エサや糞の中で暮らしていました。
母親はプラヴァをペットの鳥と
同じように扱っていました。
肉体的な虐待などはありませんでしたが、
母親はプラヴァに食事を与えず、
話しかけることもありませんでした。
そのため、彼は鳥としか
コミュニケーションをとれず、
しゃべることもできず、鳥のようにさえずり、
腕や手を鳥のように羽ばたかせていました。
その後、心理学ケアセンターに移されて
医師たちによるリハビリが続けられています。
4.サルに育てられた少女 (コロンビア)

1954年、マリーナは5歳のときに誘拐され、
ジャングルの中で置き去りにされました。
そして、どういうことか、
ノドジロオマキザルの家族と共に
暮らしていました。
その5年後、
ハンターによって発見された時、
木の実、バナナを食べ、木の洞で眠り、
サルのように四つん這いになって
歩いていました。
あるとき、食べ物にあたったとき
年長のサルに水を飲まされて
毒素を吐き出したため、回復したそうです。
若いサルたちと仲が良く、
木登りや安全な食べ物について学び、
木の上で一緒に遊んだり、
毛づくろいもしたそうです。
ハンターに見つかったのが
良いとは限りませんでした。
彼女はさらに悲惨な人生を歩みます。
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そのハンターはなんと、
彼女を風俗のお店に売ってしまったのです。
その後、そこを逃げ出して
ストリートチルドレンになり、
さらにマフィアの家族の奴隷になりました。
そして、隣人に助け出されて
別な街に行かされ
そこで隣人の娘夫婦に引き取られました。
その夫婦は自分たちの5人の実子とともに
マリーナを育てました。
1977年、十代半ばのとき
その家族と共にイギリスに引っ越し、
現在は結婚して子供も授かりました。
マリーナは次女と共同で、
自身の野生生活をつづった本
『失われた名前
サルとともに生きた少女の真実の物語』
を出版しました。
本当に波乱万丈の人生ですね。
5.犬に育てられた少女 (ウクライナ)

1991年ウクライナの少女
オクサナ・マラヤが犬小屋で
暮らしているところを発見されました。
オクサナの両親はアルコール中毒で
ある夜、彼女が3歳の頃、
外に置き去りにしました。
暖を求めてオクサナは
農場の犬小屋へ潜り込み
そのまま6年間も犬たちと一緒に
暮らしました。
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発見された時、
オクサナは四つん這いで走り回り、
舌を出したり、歯をむき出して吠えたりと
まるで犬のような行動をとったのです。
オクサナの知力は5歳児程度しかなく、
知っている単語はイエスとノーしか
ありませんでした。
現在30歳になったオクサナは、
監視の元、農場の動物の世話をしています。
6.野良犬の群れのリーダーとなった少年 (ロシア)

イヴァン君は4歳の時に、
アルコール中毒の父親の虐待を逃れるため
家出をし、物乞いとして生活するうちに、
野良犬の群れと信頼関係を築いていき
エサを分け合うようになりました。
それから2~3年後に発見された時、
イヴァン君は野良犬の群れの
リーダーとなっていたのです。
警察は餌をおいて、イヴァン君を誘き出し逮捕。
1ヶ月かけて、
なんとかイヴァン君と犬たちを
引き離す事に成功しました。
7.デビルズリバーのオオカミ少女 (メキシコ)

1845年に、オオカミの群れの中に
四足歩行で歩く少女が発見されました。
その1年後に、オオカミと一緒にヤギを襲い、
肉を食べている少女が逮捕されたのです。
しかし彼女は言う事を聞かず、
また森の中へと逃げ出してしまいました。
1852年に、オオカミの子どもに
授乳している少女の姿が目撃されましたが、
そのあとは誰も彼女の姿を
見た事はありません。
8.サルと暮らした少年 (ウガンダ)

1988年ジョン君の母親は、
ヘビに噛まれて亡くなってしまいました。
この悲しい出来事がきっかけで、
子ども嫌いだった父親の怒りは
4歳のジョン君に向けられ、
ジョンは家を追い出されてしまったのです。
仕方なくジャングルの中に
逃げこんだジョンは、
3年もの間ずっと1人で暮らしていました。
ある日、1人ジャングルの中で
おびえていたジョンに、
手を差し伸べたのは
ベルベットモンキーの群れでした。
それ以来、そこでサルたちとの暮らしが
始まりました。
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ジョンはハンターに捕まり、
6歳で孤児院に送られました。
その時のおもな食材は、
ナッツやサツマイモ、キャッサバなどで
サルのような歩き方をしていたため、
膝には固いたこができていました。
ジョンは、読み書きや人間らしい行動を学び、
さらにすばらしい声を持っていたため、
アフリカの子どもたちの聖歌隊に所属し、
イギリスツアーも行ったことで有名になりました。
【※考察※】なぜ彼らは「動物」になれたのか? 人間に戻るための「言語の壁」
紹介した8人の子どもたちに共通しているのは、誰もが**「驚異的な身体能力」**を身につけていたことです。四足歩行で大人顔負けのスピードで走り、生肉を食らい、厳しい自然環境に耐えうる皮膚や筋肉を手に入れていました。
「臨界期」という残酷なタイムリミット
人間の脳には、言語を習得するための「臨界期(りんかいき)」という時期があるといわれています。およそ12歳前後までとされるこの時期に、人間らしい言葉に触れずに育ってしまうと、その後どれほど高度な教育を受けても、完全に言葉を操ることは極めて難しくなります。
例えば、鳥に育てられた少年や犬と暮らした少女。彼らは動物の鳴き声や仕草を完璧にマスターし、種族の壁を超えてコミュニケーションを取ることができました。しかし、人間に救出された後、彼らを待ち受けていたのは**「人間社会という名の異世界」**でした。
言葉が通じない、服を着るのが苦痛、火を通した食べ物が口に合わない。彼らにとって、救い出された瞬間こそが、実は「本当の孤独」の始まりだったのかもしれません。
【※闇※】野生児たちが直視した「人間」の残酷な本性
動物に育てられた子どもたちの物語の中で、最も胸が締め付けられるのは、彼らを捨てたのが**「実の親」であり、彼らを受け入れたのが「異種の動物」**だったという事実です。
動物は裏切らない、人間は……
サルの群れに助けられたマリーナや、野良犬のリーダーとなったイヴァン君。彼らが語るエピソードには、動物たちの深い慈愛が溢れています。分け隔てなくエサを分け与え、外敵から守り、温もりを分かち合う。
それに対して、彼らを見つけた後の「人間」はどうだったでしょうか。マリーナを風俗店に売り飛ばしたハンターや、スジットを20年以上もベッドに縛り付けた施設。
**「理性を失った動物のような子ども」**として扱われた彼らが、鏡に映る自分を見て何を思ったのか。自分を救い出したはずの人間たちが、自分を育ててくれた動物たちよりも遥かに残酷に見えた瞬間が、何度もあったはずです。
【※驚愕※】現代でも起こりうる「育児放棄」が生む新たな野生児
こうした事件は、遠い昔や辺境の地だけで起きていることではありません。現代社会においても、形を変えた「ネグレクト(育児放棄)」によって、動物に近い状態で育つ子どもたちが存在しています。
「部屋の中」という名のジャングル
最近では、家の中に閉じ込められ、ペットの猫や犬とだけ触れ合って育つケースが報告されています。外の世界を知らず、ネットやテレビの音だけを背景に、動物と同じ目線で食事をし、排泄をする。
彼らは「ジャングル」にいるわけではありません。都会のマンションの一室で、**「人間としての機能」**を奪われながら育っているのです。
発見されたとき、彼らは表情を失い、ただ唸り声を上げることしかできないといいます。これは、現代特有の「見えない野生化」ともいえる恐ろしい現象です。
【※結論※】私たちが彼らから学ぶべきこと
動物に育てられた子どもたちの記録は、単なる好奇心の対象ではありません。それは、人間が人間であるために、どれほど**「他者との関わり」や「愛のある教育」**が必要不可欠であるかを教えてくれる、悲しい教訓なのです。
人間を人間たらしめるもの
ウガンダのジョン君が聖歌隊で素晴らしい歌声を披露したように、適切なケアと愛があれば、失われた時間は少しずつ取り戻せることもあります。しかし、彼らの心に刻まれた「野生の記憶」が完全に消えることはありません。
彼らは今も、ふとした瞬間に森の匂いを思い出し、かつての家族だった動物たちの温もりを求めているのかもしれません。
いかがでしたか?
人間という生き物の脆さと、環境に適応しようとする生命の強さ。その両面を感じずにはいられません。
もし、あなたの隣にいる子どもが、少しだけ「違う」サインを出していたら……。それは、彼らが必死に**「人間でいよう」**としているSOSかもしれません。
