動物に育てられた子どもたち8選。
環境に溶け込む能力に驚愕。
食事・走り方・仕草までも・・・
人間の脳というのは、
幼少期の過ごし方で80%以上
完成するといわれています。
もしその大切な時期に、
動物と共に育った場合
どうなってしまうのでしょうか?
今回はそんな大切な時期に、
動物と共に幼少期を過ごした
8人の子供たちをみていきましょう。
1.ニワトリ小屋で育った少年 (フィジー)
スジット・クマール 1978年
スジットが5歳ぐらいのときに
彼の両親は彼を鶏小屋に
閉じ込めてしまいました。
その後、母親は自殺し、
父親は殺されてしまったため、
祖父が彼の面倒をみることになりましたが
鶏小屋での監禁は続きました。
その間スジットは鶏と共に
生活をしていました。
ところが数年後のある日、
道の真ん中で食べ物をガツガツ食べ、
羽ばたく真似をしていてるところを
発見されました。
このとき彼は8歳でした。
彼は食べ物を口でついばみ
止まり木にとまるように椅子にうずくまり
舌でチッチッという音を出していました。
また、指は内側に曲がっていました。
その後、年配者の家に引き取られましたが
非常に暴力的であったため
20年以上ベッドに縛りつけられていました。
現在は30歳を過ぎましたが、
少しづつですが人間の暮らしに
慣れてきています。