2.ヒョウに育てられた少年 (インド)
1912年、少年は2歳のときに
メスのヒョウにさらわれてしまいました。
3年後、あるハンターが
そのヒョウを仕留めました。
驚いたことに、3頭の子どもの中に
その少年がいました。
このとき少年は5歳でした。
そして、少年は家族のもとに帰されました。
さらに驚いたのは、
少年は2足歩行の大人と同じくらい速く
四つん這いで走ることができました。
膝には固いたこができていて、
爪先は甲に対してほぼ直角に曲がっており、
手のひらと足の爪先、
親指のはらは固い皮膚で覆われていました。
近づく者には誰かれかまわず
飛びかかって噛みつき、
飼っている鳥肉を生で食べました。
もちろん、しゃべることはできず
唸り声しか出せませんでした。
その後、少年はしゃべれるようになり、
二足歩行できるようになりました。
しかし、白内障で
目が見えなくなってしまったのですが、
ジャングルでの生活が原因ではなく、
家系的なものだそうです。