【※親愛の関係※】ゲーセンで出会った不思議な女の子の話←こんな事ってあっていいのかよ・・・

朝ごはんを食べながら俺は不肖にも
「これは彼女の手料理…」と思いながら食べていた。

朝ごはんを食べたらすぐ家を出る旨を母さんと妹に伝えると
「さみしいねー」「もっといればいいじゃないー」と言われた。
そうしたいのは山々だよ、と俺は悔しかった。
もっと時間があればもっとゆっくりしていた。

この時ばかりは彼女と俺もただただ顔を見合わせるしかなかった。

荷物をまとめて、家を出る。

妹が車を出してくれた。
車に乗って、坂をくだる。妹が、「また来てくださいねー」と言うと
彼女がぼそっと「また来れるかな…」
と言ったのが心を突いた。
何もかも、次があるのか分からない。

彼女自身も、その不安と悔しさと戦っていたのかもしれない。

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