【※後悔※】罰ゲームでオタクの男の子に告白…→次第に好きになり、友達に隠して付き合っていたが、後でとても後悔することになった・・・

罰ゲームで告白・・・

私達はちょうど葉山くんとか三浦さんとかそんなところだった。私の学校に比企谷くんはいなかったけどね。私がアニメを好きになったのは千尋くんの影響。

それでは本題に入ります。

その日、私達はボーリングをして遊んでいたんだけど、そのときに一人の女の子が言ったんだ。

「ねぇ、一番スコア悪かった人に罰ゲーム作ろう」って。

そしてそれで負けたのが私。話し合った結果、罰ゲームの内容が
「誰かに罰ゲームで告白しよう」ってものに決まった。今思えば本当に幼いと思う。最低だ。

そして次の日、誰にしようかという話になって、男の子グループとも話したんだけどそこで罰ゲームの相手に選ばれたのが千尋くんだった。

男の子グループ曰く、「あいつは暗いし何も言わないから平気だよwww」とのこと。本当に最低だと思う。

そして一週間後の千尋くんが日直の日に、放課後の教室で作業をして残ってた千尋くんに告白しようってことになったんだ。

ついにその日が来て、私は千尋くんに「ずっと好きでした。付き合ってください。」って告白したの。当時は全然好きじゃなかったけど。

千尋くんは「え…?」って一瞬びっくりしたような表情をして、「あっ、ありがとうございます…よろしくお願いします」って、案外すんなりOKをもらった。

ここで皆が出てくるはずだったんだけど外で面白がってて結局来てくれず、それどころか「付き合えばいいじゃん面白いwww」とか言われて、付き合うことになりました。

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夏休み少し前の話。

全然千尋くんとは話したことがなくて、ぎこちなかったけど一応恋人だったから色々話していくうちに、
彼は確かに明るいとは言えないけど暗いわけではなく、ただ物静かなだけで本当は面白い人だな、と思うようになっていってた。

けど、付き合ってるとか思われるのはなんとなく嫌で、学校でそんなに話さず学校帰りも一緒に帰らなかった。

千尋くんも「僕と付き合うキャラじゃないもんねwごめんね」とか言って協力してくれてたよ。静かで不器用なんだけど本当はすごく優しい人なんだ。このときは少し罪悪感を感じ始めてた。

そんなある日、夏休みも少し前、千尋くんとデートに行こうって話になったの。毎日メールをして二日に一度くらいは電話をしてたけど、二人でどこかに行ったことはまだなくて
罰ゲームだったけどそんなこと忘れてもうただ楽しみだった。

初デート先に選んだのは水族館。二人で電話で話してネットで調べてここに決めたの。近くにプラネタリウムもあるし、そこに行こうって。

高校生にしては結構ロマンチックでしょ?

そしてデート当日、それなりにオシャレをして出かけた。千尋くんが照れながら「可愛い」って言ってくれて嬉しかったのはきっと一生忘れない。そんな気がする。すごくすごく嬉しかった。

それと千尋くんがさりげなく手を繋いできて、かなりドキドキした。私の方を見て「へへっ」とか照れくさそうに笑ってて本当に可愛かった。

私も照れたよwww

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でも水族館なんてすぐ終わってしまうわけで、その後プラネタリウムに行くんけどチケットの関係でまだ全然時間があったから、
私が「プリクラ撮りに行こう!」って言ってゲームセンターに行った。

それで千尋くんがお金を両替してる間に、私変な大学生達にナンパされたんだよね。これがまたしつこくてなかなか離れてくれない。

そんなこんなしてるうちに千尋くんが戻ってきて、彼の性格上やばいかな…って思ったんだけどね、
「やめてください。僕の彼女です。」って普段見ないようなキリッとした顔で止めてくれたの。

そしたらしつこかった人たちもなんかブツブツ言いながらも退いてくれて、もう完全に惚れたよね。惚れた。本当にかっこいいなってそのとき思ったんだ。

直後に千尋くんが「はぁ〜…緊張したぁ…怖かったぁ…」とか言ってて
やっぱりいつもの千尋くんに戻ってたけどwでもそれも可愛くて好きだった。

そんなこんなでプリクラを撮り、
ご飯を食べてからプラネタリウムを観に行きました。プラネタリウムでもずっと手を繋いでた。そんな出来事があってだからもう最高にプラネタリウムが映えて、すごく幸せだった。

そして帰り道、駅に着いたら千尋くんは「また私ちゃんがナンパされたら嫌だから!」って言って一緒に帰ろうとしたけど、最寄り駅だし、学校の子達に見られたくなかったからそれは断った。こんなときまで自分の立場を気にして私は本当に弱いやつだと思う。

そして夏休み、いや、学校であまり話さなかったから学校でのエピソードがないんだ、悲しいことに。

二人で夏祭りに行った。

少し遠出をしてかなり大きな花火大会。浴衣を着てね。

この頃にはもう千尋くんのことがもう本当に大好きになってた。

かき氷を食べた。焼きそばも食べた。りんご飴も食べた。

なんか食べてばっかりだねw射的とか金魚すくいとかもしたよ。

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そしたら花火が上がって、まぁちょっといい雰囲気になって
千尋くんが「また来年来ようね。」って、私は「うん、絶対ね」って答えた。

夏休みは他にも色々なことをした。遊園地に行ったり、それと初めて千尋くんのお家に行った。千尋くんには妹がいて、可愛かったな。

実は千尋くんすごく頭が良くて夏休みの宿題とか色々手伝ってもらったwwその日は夜ご飯も千尋くんの家で食べたんだ。お母さんもいい人で「こんな地味な子だけどよろしくね」なんて言ってくれて、
絶対大切にしようって思ったの。

そして人生初ってくらいに充実した夏休みが終わった。

それで学校が始まって、まぁ学校ではグループがあるから全然絡まなくて、ただ毎日電話は欠かさなくて
週末はたまにデートしたりした。もちろん遠出して。

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そして9月、私の誕生日。

なんかいつものグループの子達が祝ってくれるって言ってたけど、
「今日は親戚が祝ってくれるから」って嘘をついて、
千尋くんとデートをした。

普段は割り勘なのにこの日は千尋くんが全部お金を出してくれて、夜ご飯もなんかすごい綺麗なイタリア料理屋さんで食べてさww

「バイトで貯めた」って、私のためにすごく嬉しかった。

誕生日プレゼントは何がいいか分からないから一緒に買いに行こうってことで結局ペアルックを買いました。

本当に最高の誕生日だった。

そして10月、11月は周りに隠したまま付き合いを続けていました。

ハロウィン週の日曜日にはあのものすごい混んでるディズニーランドのイベントに一緒に行ったりしました。例のペアルックを着て。

無理矢理ミニーのカチューシャをつけさせたりしましたw恥ずかしがりながらもちゃんと終始付けてくれてて可愛かったです。

そして12月初旬のある日、
私はグループの男の子に呼び出されて「まだあいつと付き合ってるの?www」って聞かれました。

普通に付き合ってるよって言えばいいのに、私はつまらない自己保身のために「ううん、もう別れたよ」って言いました。

ここまで誰にも悟られずに上手くやってきてたから、あの頃の私はきっとこれからもずっと秘密にしたままやっていこうとか思ってたんでしょうね。本当に馬鹿だ。

そしてクリスマス。

その日は、千尋くんとデートをする約束をしていました。まぁ、恋人同士だから当然だよね。

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けど、学校では話さないことにしていたから現地で待ち合わせようってことでした。

いつものように別々に学校を出て、現地に向かおうとしたとき、私はある男の子に呼び止められました。そう、呼び出した男の子です。

私と遊びたいとのこと。

その場にいたのが彼一人だけならまだしも、グループの男の子達もいてたんだ。

それと事前に「クリスマスは何も用ないよ」と女友達についていた嘘が、何故か彼らに筒抜けになってて、断れなくなってしまいました。

いや、違うね。

そのとき「本当は千尋くんと付き合ってるの」って言うべきだったのにね。言えばよかったのにね。

でもさ、言えなかったんだ。

それでずるずる行ったまま、私は結局その男の子と一日遊んだんだけど、これが驚くほど楽しくなかった。千尋くんと初めての制服デートのはずだったのに、何してんだろうって感じだよ本当に。

千尋くんには、「やっぱり今日は家族と一緒ってなったからごめん。明日にしよう」ってメールで伝えました。

残念そうにしてたけど了承してくれました。その日はそのまま。

もう、結果から言おう。

翌日全てがバレます。

翌日、その男の子が私と遊んだことを男友達同士で話してて、まぁ千尋くんの耳にも入りますよね。

そして、千尋くんがどういうことか、彼に直接聞いたみたいで、
ちょうど「僕の彼女なんだけど遊んだってどういうこと?」みたいな感じで。

そしたら、その男の子が「お前wwwwあれ罰ゲームだよwwwwwあいつがお前と付き合うわけないじゃんwww」みたいなことを言ったみたいで。

私はそんなこと一切知らず、千尋くんがその日、「ごめん今日は遊びたくないやぁ…」とか、昨日あんなに楽しみにしてくれてたのに、どうしたんだろう?とか思ってたんですよね。そしたら、その男の子からその旨を自慢するようなメールが来て、
それで、全てを悟ったわけです。

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千尋くんには、その夜急いでメールをしました。「告白は罰ゲームだったけど、本当に大好きだということ」「変な意地を張って付き合ってるの隠すようなことをしたけど、離れたくないということ」などなど色々書いて送りました。

でも千尋くんからは返事がなくて、
次の日千尋くんは学校にも来ませんでした。

いよいよ、私は本当にまずいことになったと実感して、今更遅すぎるんだけど。学校終わってすぐ千尋くんの家に行きました。

でも、千尋くんは出てくれなくて、
千尋くんのお母さんは仕事をしていていなかったから、
私は夜まで待ってたけどそれでも出てくれなくて帰りました。

そしたら11時頃に
「こんな暗い僕と付き合うわけないですよね。浮かれて迷惑でしたよね。ごめんなさい。今まで楽しかったです。ありがとうございました。
明日からは学校にちゃんと行くので僕のことは気にしないで大丈夫です。本当ごめんなさい。」ってメールが来ました。

なんで千尋くんが謝ってるんだろうとか、なんで私は千尋くんを謝らせてるんだろうとか、
どうして千尋くんは怒らないんだろうとか、どうして千尋くんはこんなに優しいんだろうとか、
これまでのデートのこととか色々色々思い出して、本当に自業自得なんだけど、私が辛いなんて言っちゃいけないんだけど、すごく悲しくて泣きました。

今すぐ謝ろうって、ちゃんと思ってることを伝えようって思って電話をしました。

でも、そのときはもう既に遅くて着信拒否されてました。

メールも通じませんでした。

そして千尋くんとは疎遠になります。

それでは、高校三年生になってからの話をしますね。

私の学校は高校三年で進路によってクラスが変わるので、クラス替えと言っても実質生徒がクラスを選べるようなものでした。

私は当然千尋くんのことがまだ好きで、千尋くんは国立文系クラスに行くと知ってたから、
私も国立文系クラスにしました。

私だけ完全に下心でした。

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国立文系クラスは少し人数が少なくて、名字が遠くても割と席が近くなったりとかあって、
そして出席番号的に幸運にも、千尋くんの斜め後ろの席という素晴らしい位置を確保しました。

このときほど私の名字と、父親に感謝したことはない気がします。

この席の利を逃す訳にはいかない、と私は千尋くんと初めて学校でちゃんと話しました。

無視されたらどうしようとか、めちゃくちゃ緊張したけど、千尋くんは拍子抜けするほど普通で、全然違和感なく相手をしてくれて、なんとか話し相手程度になれました。

そして話してて分かったのですが、学校の周りのほとんどが、千尋くんの仲良い子でさえも、罰ゲームのことを知らなかったんですよ。

千尋くん曰く「なんかそういう後から言うのって負けた気がするから嫌だったからねww別にお前のためじゃないよ」とのことで。

超イケメンですよね。悪口の一つや二つあってもいいのに、何もなくてなんか本当に身にしみて後悔しました。

少し、落ち込みました。自業自得だけど。

ヤバイ思い出して泣きそう

なんとか、友達にはなれました。私は千尋くんと別れてから、千尋くんの影響から漫画とか、それと新書?とかを読むようになってて、
話をする分には全然困らなくなってました。おかげでもう全くJ-popにはついていけなくなってましたが。

話を戻しますね。

とはいえ受験生ですから、千尋くんとは進展もなく、というかお互いに(特に私に)そんな学力的余裕もなく、ただただ友達って感じで夏になりました。

夏休みです。受験生の夏休みです。

直前の面談でこのままじゃ第一志望校(もちろん千尋くんと同じ学校…私はストーカーか)に受からないぞ、
と担任に模試の結果と共に現実を突きつけられ、
完全に萎えモードのまま入ったわけですが、そうですね。一日12時間近く毎日勉強してました。

正直思い出したくないです。

そして、また「絶対一緒に行こう」と去年約束した夏祭りの季節がきました。

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意外にも、誘いをくれたのは彼からで。それはそれは飛び上がるほど嬉しくて。それだけが辛い受験勉強の励みになりました。

志望校も千尋くんの影響で、
勉強の励みも千尋くんで、
本当に下心まみれだな私はwww

夏祭り前日の夜は楽しみで本当に眠れなくて、本当に遠足の子供か!って感じだけど眠れなくて。

寝不足のまま、最大限の化粧をして、お母さんに着物を着付けてもらって、前のときとは違って最寄り駅で待ち合わせをして。

そこには千尋くんがいて。

彼も着物で。

そして夏祭りの会場に来ました。

今度は恋人同士ではなかったけれど。

本当に夏祭りでは子供みたいにはしゃぎました。

長くなるのでここは割愛します。

そして、花火大会が終わって帰ろうってなって本当は帰りたくなかったけど、受験生だし、勉強しなきゃだし、遊んでる余裕もないし、
それに、私達は付き合ってないから、帰らない理由なんてないし。

私達は帰りました。

電車に乗って、最寄り駅に着いて、家まで送ってくれて、それでバイバイってしました。

遠ざかってく後ろ姿がすごく寂しかったし、本当のことを言うと抱きしめたかったです。

そんなこんなで夏祭りはおしまい。

また地獄のような受験勉強の日々、なんとか8/31の河合塾の模試で第一志望校でD判定を取って、
望みをつなぎました。

高校最後の夏が終わります。

夏休みが終わって学校に行くと、
千尋くんが少しイメチェンをしていました。顎のあたりまで伸びていた髪を、耳が隠れる程度まで切っていて、眼鏡がコンタクトレンズに変わっていました。

そして、千尋くんの周りに女の子が増えました。

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増えた、といってももういよいよ受験ってところでそんな色恋沙汰に花を咲かせているような余裕もなくて、別に大したことはなかったのですが、好きな男の子の周りに女の子がいるっていうのはやっぱり嫌なもので、私はすごくモヤモヤしました。

そして秋になります。私の成績もだいぶ乗ってきてて、多少の余裕も出てきました。やっぱり夏の頑張りが大きかったみたいで。

ただ数学がどうしても苦手で千尋くんに結構教えてもらってました。

この時期からはもうほとんど勉強しかしてなかったから特に書くこともないのでだいぶ割愛してもいいですか?

だいぶ飛んで1月。

私はこのときまでC判定でギリギリでした。一方千尋くんは夏からずっとA判定。もう余裕だろ~って感じでした。
今度は私が誘って一緒に初詣に行きました。表の理由は合格祈願、だけどまぁ、8割くらいは恋愛成就ですよね。こっそり恋愛成就のお守りを買いました。

そしていよいよ受験です。

受験当日はめちゃくちゃ緊張しました。ガクガクで。でも千尋くんがメールで勇気づけてくれて、
なんとか乗り越えました。

得意科目の英語で少し失敗したと感じたので落ちた落ちたって思ったけど、今年に入ってからの自分の頑張りを信じることにしました。

そして合格発表です。

ひとりじゃ怖かったので、合格発表を一緒に見に行きました。まず私の番号を探しました。

結果は合格でした。落ちたと思ってたけど、私は合格していました。すごく嬉しかったです。

次は千尋くんの番号を探しました。千尋くんはずっとA判定だったし、落ちるはずないと思ってたからこれから四年間一緒だって、そんな気持ちで探していました。

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でも、千尋くんの番号はありませんでした。彼は落ちました。信じられませんでした。

「おめでとう!」って千尋くんは笑顔で言ってくれたけど全然嬉しくなかったし、むしろその笑顔が辛かったです。

私は自分の努力が実って嬉しかったけど、自分がしたことの罪悪感もあって、受かるべきなのは絶対私じゃなくて千尋くんだったから
すごく悲しかったです。

彼は私大に行きました。

離れ離れになってしまいました。

大学が離れ離れになっても、交流は続きました。でも、ただの友達だしそんなすごく強固な繋がりってわけでもなくて、
それに「誰かに好意を向けられるのが怖い」と伝えられてた私は告白する勇気もなくて、
告白してこれ以上疎遠になるなら、いっそ今のままでいいか、とか思ってて。そんな矢先に、千尋くんがツイッターである女の子とすごく親しくしていました。

とても親しげで講義の話とかサークルの話とか小説の話とか色々してて私はすごくモヤモヤしました。

私が知ってる限りで、千尋くんが趣味の話をしている女は私しかいなかったから、率直にすごく嫌な予感がしました。

しかもその女の子は、千尋くんと同じ大学の子で、おまけにすごく可愛かったから、本当に嫌な予感がしました。

その子と千尋くんはどんどん仲良くなっていくみたいで。

千尋くんが二人で撮ったプリクラとか、二人で行った動物園とか、
いつか私達が行った水族館とか、
そんな写真をツイッターであげるようになっていきました。

そして、ある日千尋くんは私にLINEでこう言いました。

「僕、好きな人ができたかもしれない。」って

かなりショックだったんだけど意外と取り乱すことはなくて、それからけっこう相談も受けるようになって、親身に答えて、千尋くんもすごくオシャレをするようになって、
かっこよくなって、その女の子が羨ましくて、だけど私はその子になれなくて。

そして千尋くんは伝えてくれました。僕達付き合ったよ。って。

色々ありがとう。って。

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そしたら急に千尋くんはもう私のものじゃないんだって実感が湧いてきて、すごく悲しくて、思い返せば本当に自業自得で悪いのは私でしかないんだけど、たまらなく悔しくて、
くだらないクラスでの立場なんかに縛られて自分の気持ちに素直になろうとしなかった自分を悔やんでも悔やみきれなくて。

このとき、もう最後は自分で決めようって、そう思ったの。

付き合ったって聞いた次の日、私は千尋くんと話がしたいって言って呼び出して、
全部話しました。高校二年生のときから今までずっと好きだってこと。

本当は相談相手も嫌だったってこと。付き合いたいってこと。

結果はもちろん完敗でした。

私が最後に「もし、ちゃんと告白してて、ちゃんと付き合ってたら今も付き合ってたかなぁ…」ってボソッと言ったときに、
「それでも僕は多分あの子を好きになって、君とは別れてでも付き合ってたと思うよ」って返されて
あ、もうこれは完全にかなわないなと。本当に大きなものを自分から投げ捨ててしまったんだなと。後悔もしながら、でもほんの少しだけ大人になれた気がしました。

えーと、まぁ彼に彼女ができて、私はそれで本当に気持ちいいくらい綺麗な因果応報、つまり失恋をしたわけですが、学校も違うのでそんなに顔を合わせる機会もなく、
夜に辛くはなるのですが案外普段は平気で、ふっつーのキャンパスライフを送っていたわけですよ。

合コンしたり、サークル活動したりと。格闘技は特にしていなくて皆さんのご期待に添えないのは本当に申し訳ないですが…。

千尋くんのことは考えないようにして、普通の大学生を楽しんでるうちに日に日に辛さは薄れていったんですけどね。

ただ、やっぱり他の男の子と遊んでてもしっくり来なくて、元々初対面の人と盛り上がるのとかすごく苦手なので当たり前といえばいいたり前なのですが合コンも全然楽しくなくて。

自分は本当に千尋くんが好きなんだと実感しましてね。

ちょっと変わろうと思ったわけです。

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まず、ずっと背中のあたりまであった髪をショートカットにしました。

あと料理のレパートリーを増やす練習をしました。

先ほどサークルの際に誤魔化しましたが、ざっくり言うと音楽関係のサークルで、ピアノをしているので本気でピアノを練習することにしました。また少し運動不足が気になっていたのでランニングを始めました。

最初は千尋くんを見返してやりたい!とかそんな気持ちで始めたんですけど、やってるうちに楽しくなっちゃって、
それともう千尋くんは彼女がいて、二週間に一度連絡があるかないかって感じだったので、
いつしかそんな気持ちも消え失せてただ自分磨きみたいな感じになっていたんですけどね。

そうして数ヶ月経ったころに千尋くんが彼女と別れたんですよ。

理由は彼女の浮気だったみたいです。自分も含め、千尋くん見る目なさすぎてちょっとやばいんじゃないかこの子って我ながらに思いました。そして千尋くんが落ち込んでる中ちょっぴり嬉しかったのは内緒です。

あっ、本当はこの数ヶ月の間にプチ断食したこととか、座禅もしてみて終わった後のちょっとした達成感の話とかもあったんですけど需要が無さそうだったので割愛させていただきました。では続けますね。

ちなみにピアノは元々やっていた、というのがありますが月光が弾けるようになりました。すみません。本当話を戻しますね。

千尋くんに会いたかったのはやまやまだったんですけど、本当に落ち込んでいたのでこれはそっとしておいた方がいいなと思い、二週間くらいそっとしていたのですが、
もうそろそろいいんじゃ?と自分の中で勝手に決めつけて意を決して遊びに行こう!と誘ってみたわけです。

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千尋くんは了承してくれて、もう最後に遊んだのはいつだったか分からないくらい久しぶりに遊ぶことになりました。

場所は四年前に初めてデートをした水族館になりました。

朝の10時に駅で待ち合わせをして、彼は15分遅れて来ました。

西口と東口を間違えたみたいで…

「待たせてごめんね。寒かったでしょ?」と手にはホットのカフェオレ。千尋くんも大人になったんだなと、感動しました。

この気配りは皆さんにも参考になると思いますよ!

そして水族館に行きました。

今度の水族館はあのときと違ってチケットも買い慣れていて、
店員さんとも普通に話していて、その背中が頼もしい反面少し寂しかったです。

そしてまた前のように水族館をまわりました。今度は最後まで手を繋ぎませんでした。

そのあとお昼ご飯を食べました。

近くのサンマルクかどこかで食べました。普段あまり会わない分話が弾んで楽しかったです。

プラネタリウムは付き合っていなかったのでやめました。

お互いにプラネタリウムのことは口に出さなくて、たぶんこの距離感が最適なんだな、と感じました。

千尋くんは可愛いけど、やっぱりかっこよくて、いつも車道側を歩いてくれたし、割り勘も少し多めに出してくれたし(意地でも奢らせませんでした)、
それになによりまだ別れてそんなに経っていなくて辛いはずなのにそんなことは微塵も感じさせずに、こうして今も気配りを欠かさなくて。

本当にすごいと思った反面、この人はいつ、誰に弱さを見せているんだろう。と気になって、そして放っておけなくなりました。

やっぱり私は千尋くんが好きでした。

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今回のデート(もう私の中で勝手にデートってカウントしてます)は、表向きの進展は何もなかったけれど、
私の内面にとってかけがえのないものを残してくれた、そういう非常に大きなものではありました。

かつて彼を傷つけた側の私が言うに烏滸がましいとは思いますが、
私が彼にとって辛いときの逃げ場になれたらな、と心の底から思いました。そしてクリスマスが来ます。

今度こそクリスマスは千尋くんと遊びに行きました。本屋さんに行ったり、クレープを食べたり、公園で遊んでる小さい子達を眺めたり、観覧車に乗ったり。いろいろしました。

楽しかったです。

夜まで遊びたかったけど千尋くんは毎年恒例クリスマスの夜は家族で集まってケーキを食べる!と決まっていたようなので、夕方には帰りました。

私としても、周りがカップルばかりでその中で私達は友達だったので、早く終わっちゃって寂しいような、ほっとしたような、そんな気持ちでした。

お正月には初詣に行きました。

千尋くんの大学の友達と、私の大学の友達とで割と大所帯で行きました。千尋くんの友達には当然女の子もいて、少しヤキモチを妬いたのは秘密です。

おみくじをしました。私は小吉だったけど、恋愛運が良かったので、それはちょっとだけ良かったです。

…千尋くんは凶でした

逆にすごいですよね。

二月、三月と私達は無事単位をとって、四月に大学二年生になりました。千尋くんとは花見に行きました。ふたりで色んなところの桜を見にいこう!と企画して、ひとつひとつ見ていきました。

ある一箇所で千尋くんの大学のサークルが飲み会をしていて、千尋くんが話しかけられていたときにちょっと彼女っぽい雰囲気を醸し出したのはいい思い出です。

五月に、千尋くんの誕生日が来ました。初めて千尋くんの誕生日に一緒に出かけました。

ディズニーランドに行きました。ディズニーランドは誕生日だって言うと、キャストさんがシールをくれるんですけど、
それをたくさん集めて喜んでる千尋くんが可愛かったです。

そして夏になりました。

その日は千尋くんとプールに遊びに行きました。

しかし、千尋くんは寝坊して一時間遅れました。「貸し1な~」とか友達みたいに冗談ぽく言って。

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私達はもう友達でした。

このままずるずるしてていいのか、そんな風に思うようになりました。

その日、私はお金が足りなくなって結局千尋くんとお互い貸し1ずつになりました。

つい先日夏祭りがありました。

一緒に行きました。

高校生らしきカップルがたくさんいて「みんな若いね~」なんて言いながら遊びました。

今度は二人とも私服で、手を繋ぐこともなく、花火が終わって、
それで帰ることになって。

私は、本当にこのまま帰っていいのかなって。そして、もう人の多くない河川敷で、意を決して私は、

「ねぇ、前にさお互いに貸しあったでしょう?今返しあわない?」

千尋くん「そうだね」

私「まずルール決めない?」

千尋くん「じゃあ、法律的にアウトなのと命に危険がかかるのと、過度に人生に影響が出ることは無しにしよう。ちょうど、バカッターとかそういうやつ」

私「わかった、それじゃ断るのは無しにしよ?」

千尋くん「いいよ」

私「先どうぞ?」

千尋くん「いや、○○が先言いなよ」

私「…」

千尋くん「…」

私「あのっ…私やっぱり千尋くんがずっと好きで、その…」

私「だから、その、付き合ってほしい…」

千尋くん「ふぇっ?!」

私「断るのはなしでしょ?次千尋くんの番だよ」

千尋くん「僕も同じこと言おうと思ってた」

私「ふーん、でもそれ私言っちゃったから他のにして?」

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千尋くん「…ちゅーしよっか」

私達は四年ぶりに付き合うことになりました。

昨日、朝はバイトで、夜は別件でって言ってたけどその別件が千尋くんとのデートでした。

一度本当に人外みたいなことをして、許されなくて当然なのにまたこうして付き合えて、本当に夢みたいです。

今度は一生をかけて千尋くんに償っていけたらいいですね。

三日間こんなに長くなってしまいすみませんでした。

拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました!

終わり…

出典:http://kijyokaigi.com/archives/17408975.html

出典:http://kijyokaigi.com/archives/17408977.html