胸一杯に息を吸い込む。
力一杯叫ぶ。
後悔は、後悔だけはしちゃいけないから。
夏の終わり。
夏の終わりの海に、叫び声が響いて、消えていった。
これでとりあえず終わりです。
お付き合いいただいてありがとうございました。
これから後日談を投下します
本当に蛇足なんで適当に読み飛ばしてください
電車を降りてホームにたつ。
久しぶりの地元はいかにも地方都市、といった様子で、その変わらない姿に安心感を覚える。
男「まぁそんなに長く離れてたわけでも無いんだけどな」
改札を抜けて、駅前のロータリーに出る。
強いて変わったところを挙げるとすれば、駅前の進学塾が大手の予備校に変わっていることぐらいだろうか。
池「お、来たか」
池くんは昔とあまり変わっていなかった。