女「……ん」ゴシゴシ
女「え……」
女「あ、そっか。学校来てたの忘れてた」
男「zzz」
女「一緒に寝てたんだ。起こしてくれればよかったのに」
女「……ミルクティーもぬるくなっちゃったみたい」
女「せっかく買ってきてもらったのになぁ」
男「zzz」
女「…………」
女「…………」
女「(私の弱さがいけないんだ…)」
女「(断れなくて…)」
女「できるだけ…できるだけ傷つかないように振るから…」
女「ごめんなさい」
女「……私のふざけた遊びにあと少しだけ付き合って」
女「傷つかないようにするには…」
女「罰ゲームだとバレずに、惚れられる前に振る」
女「これが最重要よね」
女「(なんだか自意識過剰だけど)」
女「…………」
女「(まぁ…急に告白されて)」
女「(すぐに好きになることなんて、ないよね?)」
女「そうだよね?」
男「zzz」
女「(告白よりも前に好かれてることはないはずだし…)」
女「(一回も話したことないから、その可能性はないし)」
女「(今だけ注意してれば…きっと平気…)」
女「…………」
女「(ズルくて、ごめんなさい…)」