帰り道
男「ますますわからん」
男友「あの子のことか?」
男「あぁ、なんで弁当なんか…昨日も実はもらったんだ」
男友「…でも明らかに嫌っていた感じだったよなぁ」
男「あぁ…実はあいつと俺は幼馴染なんだ」
男友「あぁ~そんな気がした」
女友「じゃ、腐れ縁って奴じゃないの?」
男「それだ!」
男友「決まりだな」
納得した
:
帰宅完了。寝るか。
『コンコン』
またか?
男「はい」ガチャ
幼馴染「はい夕飯」
男「なんか…悪いな…」
幼馴染「死なれちゃ困るから…」
幼馴染「あと、朝早く行くんだったらちゃんと言ってよね」
男「?なんでだ?」
幼馴染「お弁当アンタの部屋の前にいつも置い…」
こいつは今しまったと言う顔をした。俺の前で表情を変えるのは初めてだな。いや、そんなことより…
男「お前…もしかして…今朝の…」
幼馴染「…」
部屋に戻ってしまった。
あいつ…今朝俺を見て教室から出ていったのは弁当をとりに行ったのか…?
いや…まさか…でも…