男「Hになればなるほど硬くなるものなんだー?」
男がエ○いなぞなぞを女に出していたのは・・
エロいなぞなぞを出し続ける男
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男「Hになればなるほど硬くなるものなんだー?」
女「……鉛筆」
男「んー?ちょっと迷った?」
女「そんなことはない」
男「正解はちー」
女「鉛筆ね」
男「大人が2人裸で密着する行為で、出たら終わりになると言えば何だー?」
女「……相撲」
男「迷った?ねえ、なんだと思った?」
女「迷ってない」
男「正解はせー」
女「相撲ね」
男「毛の生えた棒を出したり、入れたり、中で動かすと、中は白い液でいっぱいです。何をしてるでしょう?」
女「……」
男「んー?分からないかなー?思い浮かんだことを言っちゃいなよ!ヒントは君と僕は毎日してることだよ!」
女「……歯磨き」
男「残念!正解はせー」
女「歯磨きね」
女「…ねえ」
男「うん?」
女「この変ななぞなぞいつまで続くのかな?」
男「飽きるまでかな」
女「飽きた」
男「僕が飽きるまでね」
男「立てば立つほど、ビンビンに感じてしまうアレといったら何だー?」
女「……アンテナ」
男「正直に言いなよ、なんだと思ったかな?」
女「アンテナ」
男「つれないなぁ」
男「男の子と女の子がピッタリくっついてある事をして、さらに終わった後に、女の子が男の子に「大きい」と一言。さて何をしていたでしょう?」
女「背比べ」
男「ヒントは1文字目が「セ」でー」
女「背比べ」
男「やれやれ」フゥ
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女「……ねえ」
男「なんだい、ハニー」
女「なんでこんなこと聞くの?」
男「最後まで正解し続けたら教えてあげるよ」
女「やっぱり今までの正解だったのね。あとハニーはやめて」
男「oh……」
男「日本人の約半数の人が持っていて、人によって形が違い、太いのを持っている人もいる、「○ンコ」とは何だー?」
女「……判子」
男「ふふふ、正解はちー」
女「判子よ」
男「そういうクールなとこがかわいいね」
男「イれると体が火照ってくるボウといえば何だー?」
女「……」
男「イれてあげようか?」
女「……うん、お願い」
男「正解はちー……えっ!?」
男「えっ!?」
女「……いれないなら私がいれてもいい?」ブルブル
男「…女震えて……」
女「いれるね」
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男「優しくするから」
女「……」ピッ
男「……」
女「暖房ね」
男「ですよねー」
男「愛してる」
女「そう」
男「愛の前にはなにが来るか分かるかな?」
女「死に際かな」
男「違うよ!早いよ!正解はHだよ!」
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女「ああ、アルファベット」
男「愛の告白したのに反応が薄いね」
女「あなたに愛されても困るから」
男「ん?なぞなぞかな?答えがわからないよ」
女「本心よ」
男「oh」
男「何の事でしょう?
1、愛がなければできない。
2、普通はベッドの上で行うが、車の中で行うこともある。まれに外でもやっている。
3、少し痛い場合もあり血が出る。
4、終わった後の満足感は大きい」
女「問題が長いね」
男「ごめん」
女「いいよ」
男「さて、なーんだ?」
女「んー、血が出るのはいやだな」
男「血が出ないと駄目だよ」
女「……献血」
男「残念!答えはせー」
女「献血」
男「……はい」
男「最近献血の大切さが分かってきたよ」
女「珍しい血液型だと特にね」
男「この間蛍光ペンもらったしね」
女「待って、大切なのはそこじゃない」
男「最近学校の近くにも献血の車が来るよ」
女「献血した?」
男「ううん、注射はしたいけどされたくはないから」
女「そっか」
男「すいません、突っ込んでくださると嬉しいのですが」
女「注射が痛くなくなるって話があったね」
男「神経より細くする注射だね」
女「折れちゃいそうで怖いから、太い注射の方がいいかな」
男「もう一回言って、太い注射が欲しいって」
女「折れたら怖いよね」
男「oh」
男「気を取り直して、これなんだー?
1、濡れたあそこに自分の体以外のものが入ってきます。
2、初めての時は痛かったり、怖かったりしますが、慣れてしまえば楽に出し入れできます。
3、汚いのを入れると病気になるかもしれないので、清潔にしておきます」
女「……」
男「ヒントは人によっては毎日する事だよ」
男「二週間で入れ替える人もいるし1日で入れ替えちゃう人もいるかな」
女「……んー」
男「僕は一生浮気なんかしないけどね」
女「あ、コンタクトレンズ」
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男「残念!答えはせー」
女「コンタクトレンズ一生使い続けるの?」
男「君は頭の回転早いしかわいいね、ずるい」
女「どっちもない」
男「世界で一番かわいらしいよ」
女「眼科いけ」
男「ちょっと行ってくる」
女「うん、ついでにプリン買ってきてね」
男「全然ついでじゃないけど分かった」
男「ただいま」
女「おかえりプリン」
男「欲望が漏れてるよ、はい」
女「ありがと、早かったね」
男「近かったからね」
女「一口あげる」
男「間接キスがしたいんだね、かもん!」
女「やっぱりやめた」
男「男の人の体の真ん中でブラブラしていて、
人によって大きかったり小さかったり、太かったり細かったりするモノといったら何だー?」
女「……」
男「んー?」
女「……」
男「分からないのかなー?」
女「ごめん、寝かけてた」
男「大丈夫?寝てもいいよ……はぁはぁ……」
女「うん、目が覚めたかな」
男「残念、寝顔を堪能したかったのに」
女「……」
男「そんな目で見られるとゾクゾクするよ」
女「身の危険を感じた」
男「大丈夫、いざとなったら枕元のスイッチを押すといいよ」
女「押すとどうなるの?」
男「僕が社会的に抹殺されるかな」
女「何それすごい」ポチッ
男「え、ちょっ、ちょっとは躊躇とか」
コンナジカンニコノコノヘヤデ
ハイ、スイマセン……
女「帰っちゃった」
女「……」
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女「……ちょっと寂しいかも」
男「やあ、夕方だよ!」
女「んー、こんにちは?こんばんは?」
男「昨日は危なく社会的に抹殺されるところだったよ」
女「何があったか知らないけど大変だったんだね」
男「ああ、主に君が原因かな」
男「いい話と悪い話がある」
女「うん」
男「今日は部活で胸の大きな子とぶつかっちゃったんだ、マシュマロみたいな感触だったよ」
女「うん」
男「そいつが女の子だったら良かったのに」
女「同じ脂肪だよ」
男「今日はいいものを持ってきたよ」
女「わくわく」
男「じゃーん!スカートめくりカレンダー!日毎に代わるスカートをめくるんだよ!」
女「……」ポイッ
女「スカートめくりなんて楽しいの?」
男「男なら当たり前だよね」
女「……」ペラッ
女「……」ペラッペラッペラッ
女「……もらっとく」
男「スカートは履かないの?」
女「履かないし履いても似合わない」
男「そんなことない!履いて欲しいし似合うしめくりたい!」
女「」バキッ
男「ぐっ」
男「玉に長いものがついていて、その長いものをいじくる と中から何かが出てきて、とても良い気持ちになります。さて何だー?」
女「……うーん」
男「最近即答しないね」
女「やっぱり眠いのと飽きてきた」
男「じゃ、もう正解を出そうか!」
女「待ちなさい」
男「さて、なんだー?そうだと思ったものを弄っていいんだよ?」
女「……くす玉かな」
男「ちょっと待って今正解出すから」カチャカチャジーッ
女「しまえ」
男「ちょっと真面目な話していいかな?」
女「………」
男「1年の時同じクラスにいた友ってやつ覚えてるかな?」
女「変な人」
男「そうそう、あいつと話してたんだけどさ」
男「もしも自分が死んでしまうと仮定した時に」
男「せめて女性の胸に挟まれて死にたいという結論に至ったんだが、その時は胸を貸してくー」
女「やらん」
女「もっと大事なこととかあるよね」
男「例えば?」
女「いや、その…あれだよ恋人と最後までいるとか」
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男「いや恋人いないし」
女「行きたい場所に行くとか」
男「例えば?」
女「お花畑とかかな」
「よし、お花畑デートしよう」
女「え、無理」
男「駄目とかやだとかより無理って一言は重たいね……」
女「ふふっ」
男「まあ、ちょっとウケたみたいだからいいかな」
男「ねえ」
女「うん」
男「実はさ、僕は君が好きなんだよ」
女「うん、知ってる」
男「……」
女「……ごめんね」
男「……うん」
男「……」
女「……」
男「…今日はこれくらいで帰るね、また明日」グスッ
女「……うん」
男「じゃ」
女「……」グスッ
男「やあ!今日はお客様がいらしているよ!」
女「いや。あなたもお客様だけどね」
友「よっすー、久しぶり」
男「まあ、何もないけどくつろいで行ってくれ」
女「私の部屋だけど」
友「うわ何このカレンダー、どういう趣味してんの……」
男「人の趣味に口出しするなよ!」ペラッ
友「あ、女ちゃんごめんね……」ペラッ
女「、いや違…というかなにめくってるの」
女「……」ペラッ
友「そろそろ俺らも卒業だなー」
男「だなー」
女「みんな進路はどうなったの?」
友「俺は某東大の薬学部だな」
女「東大!?」
男「あ、本気にしないで。東京○○大学だからね」
友「嘘は言ってない」
女「あなたは?」
男「君の婿に永久就職かな」
女「リストラ」
友「こいつはこの近くにある大学の医学部だよ」
女「ふーん」
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友「あそこかなり頭いいのに驚かないんだな」
女「……まあそんな気はちょっとしてたから」
男「さすが僕の嫁だね」
女「もう離婚しましょう」
男「はやっ!?」
男「さて、そろそろなぞなぞかな。
毛の生えた棒状のモノを口の中に入れて、こすったり気持ちよ くなる。白いものがたくさん出てくるあの行為とは何だー?」
友「せっくー」
女「歯磨きね、間違えなく歯磨き。そして歯磨きはもう出たけど、ネタ切れ?」
男「うっ」
男「そろそろ帰らなきゃ!またなぞなぞ用意するから待ってて!」
女「いや、いらないから」
友「じゃなー」
友「んで、卒業式の日もこっちくるのか?」
男「うん、付き合い悪くてごめん」
友「気にすんなって、みんな心配してはいるけどこの距離だと 中々来れないからな」
男「だねー」
友「でも寄書き位なら用意できるからさ、卒業式までにはどうにかするよ」
男「ありがとう、友が初めてイケメンに見えるよ」
友「おい」
男「やあ!明日は卒業式だよ!」
女「……」
男「……」
女「……ん…あ、来てたんだ。おはよ」
男「もう昼だけどね。おはよ」
女「明日は卒業式だっけ」
男「そうだよ」
女「桜の季節だね」
男「学校でも咲いてるよ。桜並木が満開にね」
女「滅びの美学って知ってるかな?」
男「桜はすぐに散るからこそ儚くて美しいってやつだ ね」
女「それそれ」
男「社会的に抹殺されかけた僕はどうかな?」
女「うーん、美しくはないかな」
男「oh」
女「明日はさ、来なくていいよ」
男「倦怠期かな?」
女「付き合ってないからね」
男「でも僕は君が大好きだよ」
女「そう」
男「だから明日も明後日も毎日つきまとってあげるよぐへへ」
女「……」ポチッ
男「!?」
マタアナタデスカ
コイビトナノデテレテレ
女「違いますからねー」
男「面会時間中なら社会的に抹殺されないよ」
女「惜しい」
女「なぞなぞ」
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男「ん?」
女「今日はないの?」
男「うーん、大きな女の子のそばにある木ってなんだー?」
女「……」
男「んー?」
女「……言わないよ」
男「じゃ答えは明日聞くよ」
女「言わないって」
男「今日は退散するかな」
女「珍しく早いね」
男「寂しいかな?」
男「寂しいよ……(裏声)」
女「……まあ、寂しいよ」
男「!?」
男「やあ!今日は卒業式だよ」
女「もう終わったでしょ?」
男「僕のはね。君のはこれからだよ」
女「……」
男「君のお母さんに頼んで卒業証書僕が預かってきたよ、はい」
女「……ありがと」
男「あとは、これだね」
女「これ……色紙?」
男「うん、1年の時のクラスのみんなで書いたんだ。
ちなみに僕はど真ん中の愛してるってやつだね」
女「……みんな、ありがとう」
男「みんなクラスとか変わっちゃってたけど友ががんばってくれてね」
女「あなたもでしょ?」
男「僕は夫だから」
女「お友達で」
男「あと、僕からはこれも」
女「…花」
男「花畑には連れて行けないって言われたからせめて花束だけでもね」
女「…ガーベラかな?」
男「よく知ってるね、最初はバラにしようと思ったけどだめだって」
女「トゲのある花はお見舞いには向かないの」
男「残念」
女「ありがとう、今日も今までも」
男「昨日のなぞなぞの答えは分かったかな?」
女「……言わないよ」
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男「恥ずかしがらずに言っちゃおう!」
女「私ね……」
女「また、しばらく眠るみたい。次は起きないかもしれないって言われたよ」
男「……」
女「だからなぞなぞの答えは言えないよ」
男「……」
女「……」
男「……それでもいいよ」
女「だめだよ」
男「君が起きた時に……いや、起きてなくてもずっとそばにいるよ」
女「……だめ」グスッ
男「だめでもいるよ」
女「……もう来ないでね」
男「来ちゃうけどね」
女「ほら、あれだよ。あなたがくるとお母さんとお父さん
にやにやしながらどっか行っちゃうし」
男「四人で家族団欒したいね」
女「一人多いかな」
女「……ん、ちょっと眠いかも」
男「今だから言えるけど僕は君が好きだよ」
女「うん……前にも、聞いたかな」
男「だから、君が眠っても僕は」
女「ねえ」
男「なに?」
女「……他に、好きな……人見つけ……」
男「!?」ポチッ
男「……」
友「よっす。1年ぶりくらいか。元気だったか?」
男「まあ、ほどほどにね」
友「女ちゃんはまだ……?」
男「目が覚めないね」
友「大学生活もそろそろ終わっちまうよ」
男「そのまま院に行くんじゃなかったっけ?」
友「やめちった。卒業したら病院に勤めることにしたよ」
男「……そっか」
友「お前は?」
男「僕は先生の元でもうちょっと勉強するかな」
友「女ちゃんのためか?」
男「……」
友「一つだけ言っとくけどな、誰かのために自分の人生を費やしてもろくなことにならない」
男「……違うよ」
男「あの子のためじゃないし、他の誰のためでもない。僕 のためだ」
友「……ならいい。こんなこと言ったけどお前のそういうところ好きだよ」
男「ありがと」
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男「この間の……はい、先生のお時間がある時に確認していただけますか?」
男「……はい、研究論文についてもう少し踏み込んだものを……」
男「すみません。どうしてもこの研究じゃないと……」
男「……もしもし、○○先生からご紹介いただいた男と申します」
男「今回の研究についてご意見をいただけないでしょ うか?」
男「……申し訳ありません。出直してきます」
友「少しやつれたな。女ちゃんが起きた時お前がそんなんだったら悲しむぞ」
男「ん……ありがとう。……うまくいかないんだよね……」
友「うちの病院の繋がりでまた紹介出来そうな人いたから話しといたぞ」
男「本当に助かるよ。今日は僕が払うよ」
友「いやいや、俺社会人だし甘えとけ。他に使い道ないしな」
男「友、本当にありがとう。友の紹介してくれた人から専門の先 生に紹介してもらえたんだ!」
友「あー、俺は数人紹介しただけだよ。そっから先はお前が頑張ったんだろ? 聞いてるよ」
男「でも、ありがとう。感謝してる」
女「……」
女「……あー」
女「髪随分伸びたかな?体も大分スリムになって……なりすぎかな」
女「……やっぱりいないよね」
女「ねえ、お母さん。髪整えてもらえる?」
ハイハイ チョキチョキ
女「……男って覚えてる?」
マエニキテタコネ
女「今はやっぱり来てないんだね」
女「そりゃそうだよね」
女「……なんでか分からないけど前より体が楽」
女「え?退院してもいいんですか?」
女「あと、1ヶ月リハビリしたら退院……」
女「あー、まさか立ち上がるのにこんなに苦労するなんて」
女「車椅子も結構腕疲れるなぁ」
[ad1]
女「でも体動かせるのって幸せだよね」
女「胃も弱ってるからほとんど流動食」
女「1人でお風呂入れないのはちょっと恥ずかしいな」
女「でも少し歩けるようになってきた」
女「思ったよりリハビリ進んでたから早めに退院できる 」
女「退院したらどうしようかな」
女「会いたいけどわがままだよね。それに私は私のやりたいこと探さなきゃ」
女「院した」
女「入院中ずっと考えてたけど」
女「やっぱり会いたいな」
男「やあ!会いに来ちゃった」
女「!」
男「ちょっと海外まで留学してたから戻ってくるのが遅くなっちゃって……」
女「うん、おかえり」
男「ただいま」
男「スリムになった?」
女「痩せこけたの。あなたは変わらないね」
男「成長期はとっくに過ぎたからね」
女「ねえ」
男「なんだい?」
女「今付き合ってる人っているかな?」
[ad2]
男「いるよ」
女「! そっか……」
男「君だけどね」
女「……いや、まだ付き合ってないし」
女「……大好き」
男「……僕も大好きだよ」
女「なぞなぞの答えだけどね」
男「僕は本気だけどね」
女「……ん、私も」
男「もう、体調は平気なのかな?」
女「みたい、新しい治療法が採用されたらしいの」
男「よかった、本当はその治療法を見つけようと思ってたんだけどね」
女「ふふ……気持ちだけでも嬉しい」
男「なんか素直になったね」
男「じゃ男の人が、なめられると、思わず立ってしまうモノといったらなんだー?」
女「腹」
男「残念!正解はちー」
女「腹よ」
男「……正解です」
終わりです
下ネタ全開の最低ななぞなぞを出し続ける「男」と、それを淡々と、時に冷酷に受け流す「女」。そんな二人のコミカルなやり取りの裏側に、実は「命を懸けた約束」と「気が遠くなるような努力」が隠されていたなんて……。
ラストの「新しい治療法」という言葉。勘の良い読者の方ならお気づきかもしれませんが、実は彼が大学生活や留学、そして過酷な研究生活を捧げて追い求めていたのは、彼女を救うための「道」そのものだったのでしょう。
しかし、物語はここで終わりではありません。奇跡的に日常を取り戻した二人ですが、再会した後の「その後」には、さらにニヤニヤが止まらない展開が待っていました。
【後日談】「日常」という名の、新しいなぞなぞ
退院から数ヶ月。彼女のリハビリも順調に進み、二人はようやく「普通のカップル」としての時間を歩み始めました。……いえ、「普通」と言っても、あの男がいる限り一筋縄ではいきません。
男「やあ! 今日は記念すべき初デートだね!」
女「……近所の公園だけどね」
男「いいじゃないか、僕にとっては君と歩く一歩一歩がバージンロードだよ」
女「重い。あと、まだ足がもつれるから支えて」
男「喜んで! さあ、僕の腕の中に飛び込んでおいで!」
女「……」スッ(普通に腕を貸す)
男「ああ、素直な君も最高にかわいいよ。じゃあ、ここでなぞなぞだ!」
女「やっぱり出るのね」
男「男の人が、君の前でだけ『大きく』して、形を変えて、最後には君を優しく包み込むものなーんだ?」
女「……」
男「ヒントは、今の僕の気持ちだよ!」
女「……背中」
男「ブブー! 正解は『愛の器』でした!」
女「やっぱり背中よ。丸まってるし。あと、答えが抽象的すぎて面白くない」
友の出現と、明かされる「空白の数年間」
二人がベンチで休憩していると、そこへ懐かしい顔が現れます。
友「よっ。相変わらずバカなことやってんのか」
女「あ、友くん。久しぶり」
男「邪魔者は退散してくれないかな! 今、いいところなんだ!」
友「いいところ(なぞなぞ中)。……なあ、女ちゃん。こいつが留学中に何してたか聞いたか?」
女「……ううん。あんまり話してくれないの」
友「こいつさ、海外の研究所で『寝る間も惜しんで』どころか、本当に寝ないで実験データ取ってたんだぜ。現地の教授が『クレイジーなジャパニーズがいる』って呆れてたらしいからな」
男「おい! 余計なことを言うなよ!」
友「お前が作った論文のベースが、今の彼女の治療法に繋がったんだろ。隠すことねーじゃん」
女「……えっ」
男「……いや、僕はきっかけを作っただけで。実際に治したのはお医者さんだし、何より君の生きようとする力だよ」
女「……」
彼女は、少しだけ伸びた彼の髪と、以前より少しだけ頼もしくなった肩を見つめます。
なぞなぞを出し続けていたあの不謹慎な日々も、彼女が眠っていた孤独な夜も、彼は一瞬たりとも彼女の手を離してはいなかったのです。
最後の「なぞなぞ」の答え
夕暮れ時、公園の帰り道。
彼女は、ずっと心に秘めていた「あの時」のなぞなぞの答えを口にする決心をしました。
女「ねえ。……去年の卒業式の日に出されたなぞなぞ、覚えてる?」
男「え? ああ、……『大きな女の子のそばにある木』だっけ?」
女「そう。あの時、私『言わない』って言ったけど」
男「うん」
女「答え……わかったよ」
男「……おっ。聞かせてもらおうかな」
女「……『お・お・き・な・こ(大きな子)』の、そばにある『き(木)』で……」
女「……『お・き・な・き(大きな木)』。……違う、『お・き・な・き……おきな……』」
女「……『おきなさい(起きなさい)』。……でしょ?」
一瞬、沈黙が流れます。
男は足を止め、少しだけ目元を赤くして笑いました。
男「正解。……よく起きてくれたね」
女「……待たせて、ごめんね」
男「ううん。おかげで世界一かわいい寝顔を独り占めできたし、何よりこうしてまた、なぞなぞが出せる」
女「……懲りないね」
男「飽きるまで、って言っただろ? 僕が飽きるまでだ」
ネットの反応:この結末に全読者が涙!
この感動のフィナーレに対し、ネット上では祝福の嵐が巻き起こっています。
「最初の下ネタなぞなぞの時点でブラウザバックしなくて良かった……! 最高の純愛物語じゃん」
「『男の子の体でブラブラしてるもの』の答えが、あんな切ない別れのフラグだったなんて。構成が神すぎる」
「『眼科行け』って言われて本当に行って、医学の道に進むのカッコよすぎ。執念の愛だね」
「女ちゃんの『社会的に抹殺ボタン』、実はナースコールだったんだよね。設定が細かくて泣ける」
「最後の『なめられると立ってしまうもの=腹』で、いつもの二人に戻った感じがして安心したw」
まとめ:愛は「なぞなぞ」よりも深く
いかがでしたか?
不謹慎で、バカバカしくて、でも誰よりも真っ直ぐだった二人の恋。
なぞなぞの答えはいつも「下ネタ」か「日常」でしたが、彼が本当に伝えたかった答えは、いつだって**「君を愛してる」**という一点だけでした。
病室の静寂をなぞなぞで埋め尽くした日々。
それは、彼女を「あちら側」に連れて行かないための、彼なりの必死な抵抗だったのかもしれません。
皆さんの周りにも、くだらない冗談ばかり言ってくる「大切な人」はいませんか?
もしかしたらその言葉の裏には、口には出せないほどの大きな愛が隠されているかもしれません。
「愛の前には何が来るか? 正解は、いつだって『H(変態な僕)』だよ」
