女友「はい、こちら756円になります!」
女友「はい、お釣りお確かめください、ありがとうございました!!」
女友「ふぅ…」
「レジ、空いてます?」
女友「あっ空いてますよー!」
:
そろそろ帰るか。
本屋で立ち読みを終える頃には10時を過ぎていた。店員に注意されるまで熱中していたようだ。
歩きなれた街…コンビニでパンでも買おう。
「いらっしゃいませー」
女友「…あ…」
:
男「お前…学校から今までバイトしてたのか?」
女友「やだなぁ、ちゃんと家でぐっすり寝てから来てますよーだ、9時からだよ?」
男「そうか…ならいいけど」
まぁ、こいつはマイペースだからな。俺はパンを買い、家路についた。
:
翌日
学校
女友は授業中よく寝る。本当にマイペースな奴だ…。
先生「女友。女友!!」
女友「へ?ふぁい!?」
先生「この問題、黒板に答案を」
無理だろ…難しいぞその問題…
女友「あ…れ…」
『ドサッ』
女友は黒板に答案を記す必要はなかった。
黒板まで辿りつかなかったからだ。