【※中学生のび太※】ドラえもん「道具を使って本気で戦いたいだって?」 アニメでは決して放送できない幻の秘話がココに・・・

のび太「――――………何だったんだ今のは……?」

ガラガラガラガラ…

店員「へい!いらっしゃい!」

のび太「あ…………」

幼女「ふぇぇ…おみせ開いたよぅ……」テクテク

のび太「…………」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・

のび太〈どういうことだ………!?〉

のび太〈女の子が…ヘンなお経を唱えだしたかと思ったら…〉

のび太〈お店が開店したッ!!〉

のび太「……どうかしてるな、僕は…!」

のび太「……ごくっ」

ジキルハイドを手の平いっぱいに取り出し
それを全て口に含むのび太

のび太「……普通に考えて……これはつまり『敵襲』じゃあないか。しかし…」

のび太「ドラえもんの奴、あんな小さい子までも傘下においたのか!?」

幼女「ふぇぇ…おみせの人がおまけしてくれたよぅ……」

のび太「クレープ買いに来たのかい?」

幼女「ふぇぇ…おにぃちゃん…一緒にたべよぅ……」

のび太「えー…うん…〈調子狂うなぁ…本当にドラえもんの部下なんだろうか……〉」

のび太〈そもそも階級ワッペンが見当たらないぞ…こんな子が、戦いに……?〉

幼女「ふぇぇ…ごちそうさまぁ……」

のび太「はやいよ、もっと噛んで食べないと…って、一箇所かじっただけじゃない」

幼女「ふぇぇ…これじゃないよぅ……」

のび太「?」

幼女「かすたーどでずねーろーるが食べたいよぅ……」

カスタードデズネーロール
それは日本最大級の遊園地「デズネーランド」にのみ販売されている
大人気クレープである
魔女によってお菓子の屋敷に招待された貴族の子供達が赴くままにお菓子を食していく内に
自分達がクレープの生地にされてしまうという何とも後味の悪い原作があるのだが
その 他作品と一線を画すホラーな作品のクレープが元になっている事で話題を呼び
今日に至る……


のび太「また贅沢言うなぁ…残念だけどここじゃあそんな高価なクレープ……」

女の子がのび太の手を握った

のび太「え…ちょっ……」

幼女「――…久遠の昔より旅人はかく語りき、悠久の大河を経て聖域(ここ)に 我にその大いなる“運命石の扉”を紐解け」

のび太「!?」

ドパァ―――z___ン☆

ガヤガヤワイワイ…

のび太「ここは――――――ッ!?」

幼女「ふぇぇ…着いたよぅ……」

のび太が空を仰ぐと
巨大な観覧車が眼前を覆っていた

のび太「デズネーランド……!」

のび太〈――――馬鹿なッ!!まるで……どこでもドアじゃないかッ!!〉

のび太〈だけど道具を使った様子はないぞ!?〉

幼女「ふぇぇ…おにぃちゃんの分だよぅ……」

のび太「ああ……ありがと……え?」

幼女「ふぇぇ…いただきまぁす……」はむっ…

のび太「代金はどうしたの?」

幼女「ふぇぇ…あついよぅ……」

のび太「…そりゃあ出来たてだから熱いよ」

幼女「――…混沌の渓谷より吹きし死の風よ、大地の息吹を天に還し 宵闇を纏いし深き朱を砕け」

ドパァ―――z___ン☆

突如、デズネーランドは猛吹雪に見舞われた…!
握りこぶし程の雪の塊や雹が辺り一面に降り注いでいく
四方から人々の逃げ惑う悲鳴が次々と飛び交った

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