【※中学生のび太※】ドラえもん「道具を使って本気で戦いたいだって?」 アニメでは決して放送できない幻の秘話がココに・・・

のび太〈相変わらず戦闘用からは程遠い道具……今度は何をするつもりだ…?〉

准士官「鈍い奴だな……」

准士官「知ってるだろ?『ストロー』ってのはコップに入った飲料水を口に運ぶ為にあるんだ」

准士官は再び『ロケットストロー』を咥えた

のび太「…ま、まさか……!!」

准士官「ブラックホールにご招待だッ!!粉々になるんだなッ!!」

のび太「ウォォォォォォッ!!」

准士官が勢い良くロケットストローを吸い込む!
下水や砂埃をも巻き上げて
周囲の全てが准士官の口へと運ばれていく…!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!!

のび太〈だ、駄目だ…ッ!この攻撃は…液体になった僕に対しての…言わば『最善手』ッ!!〉

のび太「の…飲み込まれる――――――ッ!!」

のび太「――――――…!!」

准士官「――――――ッ!!――――――ッ!!」

のび太「…………!?」


のび太が目を開くと
顔を真っ赤にしながら
咥えたストローを必死に吸い込んでいる准士官がいた…

のび太「吸い……込まれてない……?吸引が止まった…!」

のび太「……ストローの吸引口に……ガムが引っかかってるのか……?」

准士官「ちくしょー……道端にガムなんか捨てやがって、ドアホ市民めッ!!」

怒りの赴くままストローを地面に叩き付ける准士官

のび太「ぐ、偶然にもほどがある……今度こそ駄目かと思った……」

准士官「ちっ…悪運の強い奴だ……!!」

のび太〈悪運……そうだった!『ツキの月』!効果は今も持続しているんだ!!〉

のび太「どうやら僕は幸運の女神に見放されていない様だ……!!」

のび太は取り寄せバッグからサンタインを二粒取り出し飲み込む…
液体だったのび太の体は、ぐんぐんとその形を元に戻していった…!

准士官「実体に…戻りやがった……!!」

のび太「『サンタイン』ってのは三態(さんたい)って言葉から来ているんだ。
『液体』、『気体』とくれば、三錠目は当然『固体』に戻る…」

のび太「君には少し難しい話だったかな……?」

准士官「何を…!んぐ!!」バシャァ!!

のび太「口に含んだね…?…今の液体、『ブラックホール分解液』だ。」

准士官「な…何故おめぇがその道具を…!」

のび太「君が持ってるって言ったんだ、その『ミニブラックホール』、道具の管理を任されている身なら…」

のび太「当然『分解液』の方も持参してると思ってね、隙を見せた君から『取り寄せバッグ』で奪った…!!」

准士官「…!!」

准士官「まだだ…!俺には誰にも負ける事の無いパワーがっ!!」

准士官がのび太に飛びかかる…!

のび太「……君が事前に服用していたという『強力スーパーパワーゲン』」

のび太「あまり服用し過ぎると『くしゃみ』で人を吹き飛ばせる程のパワーになる…!」

のび太はバッグからコショウを取り出した…

准士官「…何ッ!?」

のび太「『爆発コショウ』だ!!『自分自身の』クシャミで遠くまで飛んでいけッ!!」

准士官「ウォォォォォォッ!!」

爆発コショウを振りかけられた准士官のくしゃみは
爆弾が炸裂したかの如く強烈な爆風を生み出し
准士官は遥か彼方まで吹き飛んでしまった…!

――――――…

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ