男「ほいほいっと」
男「できた!」
男「ど?」
男「一応冬休み明けの書道の宿題で銀賞貰った事あるんだぜ!」
書道部「…ふ」
男「んあ?」
書道部「ふふふ…この程度の実力でよく見学なんて言えるなと思って笑っただけ」
書道部「半紙が泣いてるわ」
男「んな馬鹿な、結構うまいだろ?我ながら自信あるぜ」
書道部「この程度でのぼせ上がれる、お馬鹿さんの脳みそがうらやましい」
書道部「私も馬鹿だったら、もっと人生楽しいんかな」
男「…だったら手本見せてみろよ」
男「外もう暗くない?」
書道部「んあ?…本当」
男「毎日こんな遅くまでやってんの?」
書道部「いつもはもっと早く切り上げる」
男「ふーん」
男「久々に他人と一緒で時間忘れちゃった?」
書道部「ん…」
男(あれ?突っ込んでくるかなと思ったのに)
男「じゃ、帰る準備しよっか」
書道部「おう」