男「好きです。つきあってください」
女「・・・条件がある」
男「え?条件?」
女「・・・ええ。」
男「なに?」
女「私を笑わすことよ」
何だ、簡単じゃないか。自慢じゃないが俺は笑いの才能がある。
男「何だそんな事かよ!簡単だぜ!」
女「・・・そうかしら?じゃ笑わしてよ」
男「うん。」
女「・・・」
男「そんじゃ早速!記念すべき第一回目のギャグだ!存分に笑うが良い!」
爆笑が取れる鉄板中の鉄板。その名も
男「腹踊りー!」クネクネ
俺は上半身裸になり、腹踊りを始めた。これで笑わなかった奴は居ない。
女「・・・痩せた身体の腹踊りなんてどこに笑う要素があるの?」
男「ふぇ?」
女「はっきりいうわ。つまらない」
ガビーん
俺は彼女の冷たい視線と辛辣な言葉に赤面した。同時に奇妙な高揚感も覚えた。
男「っしゃ!次ぃ!こいつも鉄板!秘儀お尻ペンペン!」
俺は彼女に尻を向けるとズボン下ろし尻を丸出しにした。
ペンペンペンペン
これで笑わないほうが可笑しい!珍妙な仕草と、この音!スゲえ笑えるだろ!つか、自分でやってて笑えてきたわ!さあ、笑え!腹がネジきれるほどに!
女「・・・安易な下ネタほど嫌いな物はないわ。お願いだからその汚いお尻を直ぐにしまいなさい。」
男「は、はい!」
女さんは電信柱にションベンをする野良犬でも見る様な目で俺を見ている。まずいな、こうなったら