男「そんな傷つく事言うなよ、泣くぞ」
書道部「うわ。格好悪さの極みだ」
男「格好悪いとか良いとかの次元の問題じゃねーんだよ俺にとっては」
書道部「あっそ」
書道部「じゃあ泣いてみてよ?部活で生かせる何かの足しになるかも」
男「芸術家気取りかよ。ちくしょう」
男「・・・大体、虐めは虐めてる方が格好悪いって言うだろ・・・・」
男「だから。俺は」
書道部「格好悪くないって?アホか」
書道部「それとこれとは別次元だろ。」
書道部「あいつらのニヤニヤした感じもいけ好かないけど、お前もお前で嫌やわ」
書道部「どっちかと言うとお前の方が嫌かな。私」
男「お、お前」
男「はいはい。わかったわかった!」
男「この話、もうやめ!俺、泣いちゃう」
男「何か違う話しようぜ、え~っと、趣味とかなんなの?」
書道部「私はアンタとたまたま帰ったの?」
書道部「おのれが誘ったんちゃうんか?」
男「・・・」
男「俺のメンタルの弱さなめんなよ」
書道部「はは、どうして私がアンタに気を使って言葉選ばなアカンのじゃ」
書道部「私は言いたい事言うわ」
男「お前の堂々とした態度が羨ましいよ俺は」