途中で買ったコンビニ弁当を夜景を見ながら荷台で食べていた。
もう秋の始まりくらいの時期で夜風が心地よかったのを覚えてる。
美咲「なんかいいね、こういうのww」
俺「女子高生にも分かるかww」
美咲「なんかロマンって感じwwww隣がスラ男じゃなかったら最高ww」
俺「あのなあ…」
美咲「あのさ」
俺「ん?」
美咲「なんでスライディングしてきたわけ?ww」
スライディングにわけがあるとするならば
それは野球をしている子が次の塁を狙う以外に理由があるというのだろうか。
女子高生の太ももを近くで見たいという理由でスライディングすることは
世間的に認められる行為なのだろうか。
俺「ふ、太ももが近くで見たくて…」
美咲「そんな理由で?ww」
俺「というか悪乗りってやつ?」
美咲「ほんとに怖かったんだからねww」
俺「ごめんなさい…」
美咲「でもこれはこれで悪くないかもねww」
俺「え?」
サニトラ、ごめん。
今までずっと我慢してたけど、俺お前の荷台でいちゃいちゃするのが夢だったんだ。
なんてさりげない美咲の一言にときめいて
ばかなこと考えてたと思う。