服を脱いで洗濯機へ放り込む先に姫の服が入っていた
男「そういや服ってこれしか無いんだよな・・・」
いつまでか分からないが一応服は何着かあった方がいいだろう
男「妹のやつって家にあるかな・・・?」
家とは実家の事だ
ここから電車で1時間ほどかかる所に両親と妹が住んでいる
男(明日休みだし・・・行ってみるかな)
湯船に浸かった瞬間にまた一つ不安が・・・
男(・・・家族にどうやって説明すっかな・・・?)
その日の夜もまた姫は服を脱ぎそうになったが、寸前で恥ずかしそうに留まった
男「それ・・・もうやんなくて良いんだからな?」
姫「・・・・うん」
危なっかしい奴だ
もし保護しているのが先輩だったら・・・
そこまでで妄想はやめた
姫はスルスルと俺の腕の中に入ってくる
男「そこでいいのか?」
姫「・・・あったかい」
男「まぁ狭いからな・・・落っこちないようにこうするのもしょうがない」
完全に半分言い訳だがそんなこと気にしない
姫「・・・・昔、お母さんとこうやって寝た・・・」
なるほど、これはお母さんとの思い出の睡眠スタイル?なのか