【※恐怖※】自分の知らない所で自分が何かしている・・・そんな経験ありませんか?⇒男「……あのさ、俺今から凄い事言うけどいいか?」 女「………なぁに?」

男「……昨日、妹が泣きながら帰ってきた」

友「は………?」

男「いつもより帰りが遅いから、少し心配はしてたんだ。でも友達の多い妹のことだ、大方マックにでも行っているのだろうと思って、大して探そうともしなかった」

友「な、何言ってんだよ、お前……」

男「……のんきに、テレビなんかみて笑ってたよ。撮りだめしてたバラエティーがあったからな、妹もいないし、これでゆっくり見ることができると思ってな」

男「俺がそんなことをしている間、妹はどんな目にあっていたと思う……?」

友「や……やめ、やめてくれ……」

男「……泣きながら語ってくれたよ、小太りの眼鏡をかけた男に路地裏へ連れ込まれ、そして………」

友「わ、わかった!!俺が悪かった!!もう聞かない!!だからその生々しい話しをやめてくれ!!」

男(……すまん、妹!)

男(昨日ドッペルゲンガーのことを調べているうちに、俺は一つの結論にたどり着いた)

男(本来、ドッペルゲンガーへの対処法など存在はしないのだが……)

男(そもそも、俺の経験しているこの怪異は、本来のドッペルゲンガーとは少し異なるものだ)

男(ドッペルゲンガーは長い時間をかけて自分の影として張り付いているか、ふとした拍子に自分の分身を視認してしまうか、ドッペルゲンガーにまつわる逸話とは、大体こんなもの)

男(少しずつ、少しずつ、人の恐怖を駆り立てるように近づいてくるドッペルゲンガーの話は、実話として語られるものの中には、ない)

男(ところで皆さんは知っているだろうか、『メリーさんの電話』という、これまた有名な都市伝説のことを)

男(俺は昨日初めて知った、そして驚いた。俺が経験しているこの現象は、どちらかというとその『メリーさんの電話』に近いのだ)

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ