やはりやめておく。
気持ちよさそうに寝ているので起こしたら可哀想かなと思ってしまった。
どうにも僕はメリーさんに甘い気する。
しかたがなくメリーさんが自然に起き出すまで待つことした。
時間が無いのはわかっている。
だが僕はもう少しこののんびりとした時間を味わいたかったのだ。
ふと気がつくと僕は眠ってしまっていたようだ。
メリーさんが起きるのを待っていたのに
僕まで寝てしまっていたとは。不覚。
壁に掛けられた時計を見ると15分ほどが過ぎていた。
そうだ、肝心のメリーさんはと先ほどの場所を見た。
同じ場所で正座をしていたのだが
メリーさんと目が合う。