【※特別授業※】プールの美人先生と秘密の授業をした話♡

「美咲先生、来てるかな?」
また会いたいような、会いたくないような……。
でも2日連続で来たということは、会いたいんだよな(笑)。
昨日は恥ずかしかったけど。
温泉に着いたとき、もう8時を過ぎて、辺りはすっかり暗くなっていた。男湯の洗い場のドアをちょっと開けてプールを覗いてみると、美咲先生らしき人が泳いでいるのが見えた。
先生が向こう岸に着く頃合いを見計らって、僕は急いでプールに駆け込んだ。
(それにしても先生、泳ぐの遅いな。あれ?今日は帽子とゴーグル してないな)
美咲先生は、やっとターンしてこちら岸に向かってきた。

ショートヘアの美咲先生は、帽子をかぶっているときよりも数 倍かわいく見えた。
「あーっ!修くん!今日も来たんだー」
「あ、はい(汗)。先生、今日は帽子かぶってないんですね」
美咲先生は笑うとえくぼ見えて、すごくかわいい。
「そうなの。修くんみたいに顔上げて泳げば、ゴーグルもいらないしね。 実は今、平泳ぎの練習中でね、修くんのまねして泳いでるつもりなの」
(僕のまね?……それにしては、あまりに下手すぎるぞ!?)
美咲先生の話では、こういうことだった。
その夏、先生は小学校の教採を受けることになっていた。試験には水泳の実技もあり、クロール25メートルと平泳ぎ25メートルが必須になっていた。
ところが先生は平泳ぎが苦手で、四苦八苦しているらしい。
そんな会話をしているときに、今日の先生の水着に肩ひもがないことに気付いた。

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