【※感動※】男「好きです。つきあってください」 女「・・・条件がある」

男「分かってるって。とりあえず笑子にそれとなく聞いてみるよ」

友「・・・そういえば昨日から気になってたんだけど、笑子ちゃんの事なんで呼び捨てなんだ?」

男「え?幼馴染だからだろ?」

友「な!初耳だぞそれ!何故に隠していた!」

男「隠すって、別に聞かれた事ないだろ」

笑子は家が近所で小学生の頃からの知り合いだ。ラブレターとかは、いかにもあいつがやりそうなジョークだった。

友「なんかそうなると話がややこしくなりそうなんだけど?大丈夫か?」

男「なぜ?簡単だろ。俺がお前の気持ちをそれとなくあいつに伝えてやるって!」

友「うぉぉ!慎重にね?お願いだから慎重にね?」

教室にはすでに笑子がいた。実をいえば、この数日間おれは意図的に笑子を避けていた。

男「おう!慎重にいく。ステーキの焼き方でいえばヴェリー・ウェルダンだな!」

友「ちょ!それ焼き過ぎ~!しかも意味わかんねぇ~」

教室に入ると笑子の席に忍び足で近寄る。

友「・・・もうこの段階で不安てどゆこと」

男「よ、よう。笑子。」

実はこの数日俺は意図的に笑子を避けていた。理由はすぐにわかる。

笑子「あ!男、おはよう」

男「・・・おはヨーグルト」

笑子「あはは!」

男「・・・コマネチ!」

笑子「あはは!」

男「ほれ、裸踊り~」クネクネ

笑子「あはは!もう、男ったら朝から面白過ぎるよ~」

ダメだ!こいつといると、俺はダメになる!

女さんと話すようになって気付いたのだが、笑子は異様に笑いの沸点が低いのだ。こいつのレベルに長いこと合わせていたから俺は今苦労している。それに気付いたのだ。

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ