もう厨二病全開。
恥ずかし過ぎ。
俺 「あのさ、後輩さんに渡した
写真って覚えてる?」
彼女「……はぃ……ちゃんと持ってます……」
俺 「その裏に書いた言葉も覚えてる?」
彼女「…………はぃ……」
俺 「会えたよね……」
彼女「はぃ……」
俺 「だったら……ボクの彼女になってください」
次の瞬間、
襖が突然開いて
彼女は泣きながら飛び出してくると
俺に抱きついてきました。
彼女「先輩、先輩、私、ずっと不安で、
先輩は私のことなんか
もう忘れてるんじゃないかって。
私は、私は……先輩が大好きですっ!」
婆ちゃんと一瞬目が合ったんですが、
ニッコリ微笑むと背中を向けて
寝てしまいました。
そして、
その夜は彼女と一緒に寝ることに
なったんです。
俺のベッドで。
俺は何とか理性を保とうと
一生懸命耐えたんですよ。
でもねスウェットの上下だけで
肌着を着けてない女性が
隣にいるんですから。
冷静になれって言う方が無理。
彼女「先輩? 起きてますか?」
俺 「うん……なんか眠れないよね」
彼女「私も、です。もっとそっちへ
行ってもいいですか?」
そういうと俺の左腕を枕にして
体を寄せてくる彼女。
彼女のムネの膨らみが
直に体に当ってるし…
これはもう理性の限界か??
でも、気になることがあるんですよね。
この時の俺は彼女が
まだ婚約中だと思ってました。
だから間男になるわけにはいかない
という思いだけが辛うじて
ブレーキになってる状態。
でもそれも、もう限界に近い。
俺 「あのさ……後輩さんって
一応まだ婚約中なんだよね?」
とりあえず
彼女に冷静になってもらおうと
現実の話をしたんです。
彼女「……それ……実は今朝解消しました……
彼には随分と迷惑を掛けて
しまったんですけど……
でも最後はわかってくれましたから……
そして『幸せになってくれ』って……」
これを聞いて
一瞬複雑な気持ちになったんですが、
それは一瞬だけ。
もうね、
元彼と今朝別れたばかりだとか、
婚約までしてたとか関係ないです。
一生会うことができないと思ってた女性が
今自分の腕を枕にして寝てるわけですから。
もう何があっても
この機会を逃すわけにはいかんのです。
全力でもげましたです。
なんか俺、必死でした。
ムキになってました。
元彼の痕跡を消したいというか
なんというか、そんな感じです。
というわけで寄り道はあったんですが
後輩さんは俺の彼女になった次第です。
それだけじゃないですよ、
お互い引越しして
一緒に住んでるんです。
だから彼女が寝た後、
深夜にしかここに書けないんですよ。
もう少し落ち着いたら
籍を入れようと思ってます。
彼女の方は別の男性と
婚約までしてましたから、
あまりに早く相手が変わるのは
ちょっとね。
悪い噂が立ちそうですから。
ずっと一緒に生活してると
喧嘩することもあるけど、
その時は壁に掛けられた
あのモノクロ写真を見て
落ち着くことにしてます。
こうして二人で居られることが
奇跡に近いんだと。
喧嘩できることすら奇跡なんだぞと。
***** 終わり *****
感動しました…!
こんな奇跡が本当に起こりえるんですね!
これについてネットの反応
感動した
goodエンドじゃないか。お幸せに
公園で彼女と出会ったのって
すごい確率だよね。
会社からの長電話に感謝しないと。
神様の思し召しだね。
運命って素晴らしい
奇跡ってあるんだな
最初は「ふーん」位にしか
読んでなかったけど、泣けた。
甘酸っぱいなー…
どうでしたでしょうか?
運命の再会…!
こんなドラマのような恋愛を
してみたいものです(*´ω`*)
参照元:http://mojomojo-licarca.com/archives/44929119.html