6・狂犬病
狂犬病は狂犬病ウイルスを病原体とする人獣共通感染症
狂犬病ウイルスに侵された動物に
噛み付かれたり引っかかれることで発症する
これを発症すると水や風を非常に恐れるようになるため
「恐水症」「恐風症」とも呼ばれる。
症状は主に脳神経の痙攣や精神錯乱で
発病すればほぼ確実に死に至る
しかし、効果の高いワクチンが既にある上に
傷口を石鹸水やアルコール等で消毒すればウイルスを殲滅出来るので
適切な対処さえ出来れば万が一噛まれても多分大丈夫
7・破傷風
世界中の土壌に生息するとされる破傷風菌が
傷口から体内に入り込むことで感染する病気
初期症状は顔の引きつりや異常な肩凝りとされ、
末期になると脊椎骨折(筋肉の凄まじい収縮に耐えきれず折れてしまう)や
激烈な痙攣といった症状が現れる
死に至る病にも関わらず神経や脳が鈍化しないので
その苦痛はあまりにも凄まじいとされ古来より恐怖の対象として君臨してきた