【クレヨンしんちゃん】しんのすけ「ホグワーツに行ってくるゾ」~炎のゴブレット編~

そして

ロン「起きろ! もう30分前だ!」

???「起きてください、しんのすけ様!」

しんのすけ「・・・何?」

ロン「何じゃないよ! あと30分で試合開始だ!」

ドビー「これを、湖に入る前に食べるのです!」スッ

しんのすけ「ヌメヌメして、気持ち悪いゾ・・・」

ドビー「ギリウィード、鰓昆布でございます。これで水中でも呼吸が出来ます。」

ロン「しんのすけ、第二の課題で君が取り戻さなきゃいけないのは、トオルなんだ!」

しんのすけ「風間くんが!? 変態だ・・・オラが、お助けしなきゃ!」

 

しんのすけは試合会場の湖に向かってひた走る!

しんのすけ「湖に入る前に、食べればいいなら・・・今の内に食べとくゾ!」

しんのすけは鰓昆布を口に入れるが・・・・

しんのすけ「ウエッ、これ物凄く生臭いゾ!」

余りの不味さに思わず吐き出してしまう!

しんのすけ「どうしよう・・・」

途方に暮れるしんのすけの目にあるものが目に入る。

???「試合観戦のお供に如何ですか~?」

 

フレッド&ジョージ「カナリア・クリームは如何ですか?」

しんのすけ「オラに頂戴!」

フレッド「しんのすけ、試合はどうした? もう急がないと・・・」

しんのすけ「試合にそのカナリア・クリームが必要なんだゾ!」

ジョージ「良く分かんないけど、それなら必要なだけもってけよ!」

しんのすけ「流石、太もも~~!」

フレッド「その代わり、最高の宣伝をしてくれよ!」

しんのすけはカナリア・クリームを持てるだけ持って湖に急いだ

 

バクマン「さて、野原選手はまだでしょうか? おーっとビスケットサンドのようなものを大量に持って現れました!」

バクマン「さて、これから4人の代表選手は一時間のうちに奪われたものを取り戻します。では合図と共にスタートです。」

ピーーッ

ホイッスルの音と共に選手達が一斉に水中に飛び込む・・・しんのすけを除いて

バクマン「なんという事だ、しんのすけ君。持ってきたビスケットサンドを物凄い勢いで食べております。お腹が空いているのか?」

ロン「しんのすけ、鰓昆布はどうしたんだよ・・・」

マクゴナガル「ああ、アルバス・・・私は恥ずかしくて見てられません・・・」

マルフォイ「愚かしさもここに極まったフォイ!」

しかし、しんのすけの体に変化が起き始める

バクマン「ああーっと何という事だ! なんと巨大なカナリアに変身してしまった!」

しんのすけは嘴で杖を咥えると、飛び立った

しんのすけ「風間くん、今行くゾ!」

ロン「マーリンの髭!」

 

しんのすけは湖の中心に近づくと、高度を下げ濁った水に目を凝らす

しんのすけ「見つけたゾ!」

風間くんの他に、ハーマイオニー、チョウチャン、そしてフラーを一回り小さくした様な銀髪の少女が縄で拘束されている。

ちょうどその時、カナリアクリームの効果が切れる

しんのすけは、口に咥えていた杖を、手に持ち替え水に飛び込む

しんのすけ「カンチョー水泳を思い出すゾ!」

しんのすけ「オラが一番乗りみたいだゾ」

しんのすけは杖を風間くんに向ける。

しんのすけ「アッパレ!」ボコッ

しかし、何も起こらない。

しんのすけ「違ったゾ・・・エマンシパレ!(解け)」ボコッ

風間くんは縄から解放される。

しんのすけ「水の中で呪文を唱えるのは大変だゾ!」

しんのすけは息継ぎのため湖面に浮上すると、大きく息を吸い今度はハーマイオニーに杖を向ける。

その時、静観していた水中人の一人がしんのすけに槍を向ける。

水中人「自分の人質だけ連れて行け!」

しんのすけ「その子もオラの友達だゾ!」モガモガ

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