【※クレヨンしんちゃん※】いつもの野原家。しんのすけ「……」

ひろし「ああなんか懐かしいなあ、しんのすけが幼稚園の頃を思い出すよ。ネネちゃんやマサオ君は一緒じゃないのか?」

カザマ「あ、えっと…」

みさえ「い、忙しいんじゃないかしらね!もうすぐ高校生ですもの」

しんのすけ「マサオ君とネネちゃんも誘ったんだけど、二人とも今日用事があったみたいだゾ!やれやれ~」

ひろし「ははっなんだそうだったのか、残念だな!」

しんのすけ「まったくだゾ!」

ひろし「そうだ、せっかくだし家でご飯でも食ってかないか!みんなの高校入学祝!」

みさえ「あ、いいわね!」

カザマ「あ、いえそんな、悪いですし…」

みさえ「あら遠慮しなくてもいいのよカザマ君」

しんのすけ「そうだゾ!」

ひまわり「た」

クイッ

ボーちゃん「うん、ひまちゃん。あの、じゃあごちそうになります」

ひろし「そうこなくっちゃ!」

あい「私もいただきたいわ」

しんちゃん「ほーらーカザマ君も~」

カザマ「わかった、すみませんごちそうになります!」

みさえ「うんうん!ほら、じゃあ入ってー。あっ黒磯さんもどうぞ」

黒磯「すみません」

ひろし「駅前のケーキ屋が安売りしてたからちょっと多めにケーキ買ってきたんだよ、ちょうどよかったな!」

しんのすけ「おお!ケーキ!!」

ひろし「おっなんだしんのすけ、そんな食べたかったのかケーキ」

しんのすけ「おお、昼間ケーキ見たときからすっごく食べたかったゾ!」

みさえ「あら、どこでケーキ見たの?」

しんのすけ「えっと、綺麗なおねいさんが持ってたんだゾ」

ひろし「そうか、じゃあほんとにちょうどよかったな!」

みさえ「ふふっ」

カザマ「はーっおいしかったー!」

あい「すきやきというものは初めて食べましたが、とても美味しかったですわ。黒磯、レシピを覚えなさい」

黒磯「はっ」

ボーちゃん「美味しかったです、ごちそうさま」

しんのすけ「ケーキ!」

ひろし「おいおい、もうちょっとお腹休めてから食えよ」

しんのすけ「ケーキケーキ!オラ何にしようかなぁ~」

みさえ「ちょっと待ちなさい!今テーブル片付けるから!」

ひろし「あれ、ボーちゃんはしんのすけと同じ高校だけど、あとの二人はどこに行くんだ?」

あい「はいお義父さま、あいもしん様と同じ高校に行きます」

ひろし「えっそうなの?」

黒磯「旦那様は都内の私立に行かせたかったのですが、お嬢様がどうしても、と」

ひろし「へぇ~…なんかもったいないな」

あい「そんなことありませんわお義父さま!私はこれが最高の選択だったと自負しております」

ひろし「そっか、よかったなしんのすけ!」

しんのすけ「ほうほう」

ひろし「カザマ君は?」

カザマ「都内の私立に行きます」

ひろし「やっぱりなぁ、エリートは違うなエリートはちくしょー!」

カザマ「いえいえ、そんなことありません!」

みさえ「ふう、片付いたわよー、ケーキ好きなの選んでね」

カザマ「わー、ありがとうございます」

しんのすけ「オラこれ!」

ボーちゃん「ひまちゃんは何がいい?」

ひまわり「モンブラン!」

ボーちゃん「はい、どうぞ」

あい「では私はこれにしますわ」

カザマ「俺はこれがいいな」

ボーちゃん「僕はいちごショートで」

みさえ「ふふっじゃあいただきましょうか!」

「「いただきまーす」」

しんのすけ「はあ~これこれ~この味がたまらんですなあ~」

カザマ「美味しい!」

ボーちゃん「はいひまちゃん、いちごあげる」

ひまわり「わーありがとう!!」

ひろし「ネネちゃんやマサオ君も来ればよかったのにな~」

しんのすけ「二人はちょっと忙しいんだゾ!」

ひろし「あの二人はどこの高校にいくんだ?」

しんのすけ「ネネちゃんは○○商業高校で、マサオ君は通信制の高校だゾ」

ひろし「ほ~」

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