ボーちゃん「そうなの?でもごめん」
ネネ「いいわ」
ボーちゃん「よし、じゃあいこ」
カザマ「ボーちゃん、行くってどこに?」
ボーちゃん「いつの間にか寝に行こう」
あい「まあ…!」
しんのすけ「おお~!」
ネネ「は?」
カザマ「…なるほど、じゃあもう一つ寄るところがあるな」
ボーちゃん「よし、いこー」
ネネ「何なのよ?話がまったくみえないんだけど」
カザマ「着いたけどどうしよう、結構夜遅いからピンポン鳴らすわけにもいかないし…」
ボーちゃん「あ、僕マサオ君の携帯番号知ってるよ」
ピッ プルルルルル
マサオ『ボ、ボーちゃん…?電話なんて珍しいね、どうしたの?』
ボーちゃん「窓から外見て!」
マサオ『え?ちょっと待ってね…あっ』
ボーちゃん「こんばんは~」
カザマ「久しぶりー!」
しんのすけ「お~い」
マサオ『えっえっみんなどうして…ってみんないるってことはあれってカザマ君?』
ボーちゃん「そうだよ、懐かしいでしょ」
マサオ『う、うん…でもどうして…』
ボーちゃん「今からみんなでちょっとお散歩に行くんだけど、マサオ君も行かない?」
ネネ「うっわマサオとか超懐かしーあいつ学校いたっけ?」
しんのすけ「皆勤賞だゾ!」
ネネ「…」
ボーちゃん「もちろんマサオ君も行くよね」
マサオ『う…わ、わかったよ、行くよ、ちょっと待っててね』
ボーちゃん「うん!わかった、待ってる」
ピッ
カザマ「来るって?」
ボーちゃん「うん、すぐ来るよ」
マサオ「お、お待たせ…」
ボーちゃん「ああ、早かったね。こんばんは」
ネネ「ふん」
あい「こんばんはマサオ」
マサオ「あ、あいちゃん…!」
しんのすけ「昼間ぶりぶり~」
マサオ「しんちゃん…」
ボーちゃん「よし、行こー」
カザマ「久しぶりだなー、みんなでここらへん歩くの」
しんのすけ「かすかべ防衛隊、ふぁいやー!」
ボーちゃん「ふぁいやー!」
あい「ファイヤー!」
カザマ「懐かしいなあ、ファイヤー!」
ネネ「…」
マサオ「ふぁ、f……」
ボーちゃん「着いたよ!」
ボーちゃん「じゃあ番人は任せておいてよ。僕だいたいここにいるから」
しんのすけ「おお~じゃオラは番人二号!」
あい「じゃあ私は番人三号ですわ」
ネネ「そうね、じゃあおままごとでもやりましょうか」
マサオ「い…っ」
しんのすけ「じゃあマサオくんは甲斐性なしの旦那ね!」
ネネ「カザマくんはエリート、ボーちゃんはホスト、あいちゃんとしんちゃんは奇妙な隣人」
ボーちゃん「僕がホストなんてひどいなあ」
カザマ「で、ネネちゃんは?」
ネネ「綺麗で若くて美人な未亡人よ!」
マサオ「えっじゃあ僕は誰の旦那さん…」
しんのすけ「マサオくんは、奥さんをホストにとられた窓際サラリーマンってとこで」
ボーちゃん「ごめんねマサオ君、君の奥さんもらっちゃった」
ネネ「そうね、それがピッタリだわ」
マサオ「ええ~!」
あい「ちょっと、私としん様が奇妙な隣人ってどういうこと?幸せいっぱいの隣人に訂正なさい」
ネネ「なんか文句あんの」
あい「ええ、大ありですわ」
カザマ「まあまあ二人とも!」
しんのすけ「オラ、幸せだゾ!」
完
~おまけ~
ネネ「もしもし?」
ネネ彼『おい今どこだよ』
ネネ「ごめんなさい私未亡人なの。ってことで、じゃあね」
プツッ
ネネ「さ、やるわよ。ほらしんちゃんも早く所定の位置について!」
しんのすけ「ほ~い!」
あい「何年後も、何十年後も、こんな風にふざけた遊びができるような関係でいましょうねみなさん」
ボーちゃん「もちろんだよ」
マサオ「うん!」
カザマ「当たり前だよ」
しんのすけ「ほほ~い」
ネネ「ふん、ま、まあいいわよ」
ボーちゃん「あ、流れ星」
完
ありがとうございました