甚六「サザエさんに手をかけるぐらいなら……あんたを潰す……!!」
タイコ「そう…ならシになさい浪人メガネ」
甚六「ひ、ヒャァァァァ!!!!!!!」
タイコ「イクラ!跡形も無く消し去りなさい!!!」
イクラ「ハァァァァァーーーーーイ!!!!!!!」
イクラは重力の塊をクソメガネ甚六に向けて放った
甚六「……後悔は……していない……!!!!」
タラ「甚六さん、ご苦労ですぅ」
スタッ
甚六「!?」
タイコ「タラちゃん…!?」
タラちゃんも同じく重力の塊を放ちイクラの攻撃を相殺した
シュゥゥゥゥッ
イクラ「…バァッ…」
イクラの機嫌が悪くなる
タイコ(今、イクラと全く同じ技を……?)
タラ「僕より後に生まれてきた餓鬼が偉そうにするなですぅ」
イクラ「バァァァァブウウウウウ!!!!!」
甚六は恐怖のあまりその場で気を失う
タラ「生身の人間にしてはよく頑張ったですぅ」
タイコ「タラちゃん……まさか貴方も…?」
タラ「そうですぅ、僕もイクラちゃんと同じ悪魔ですぅ」
イクラ「シャァァァァァァッ!!!!!!」
イクラは右拳に重力を集め駈け出した
タラ「ふーん、それが重力パンチですかぁ」
イクラ「やりなさい!イクラ!!」
イクラ「バーーーーーーッブッ!!!!!」
ズドンッ
タラ「…!!」
イクラちゃんの右拳はタラちゃんの脇腹に突き刺さる
イクラ「シャシャシャ」
タイコ「あの攻撃を受ければもう終わりね…」
タラ「…温いですぅ」
イクラ「…バッ」
タラ「お返しに同じ技を返すですぅ!!」
ズドンッ
イクラ「…バァァァァ!!!!!」
タラちゃんも同じく重力パンチでイクラの脇腹を突き刺した
タイコ「な、なぜイクラと同じ技が扱えるの……!!」
タラ「僕は1度見た技をそのままそっくりコピーする事が出来るんですよぉ」
カツオ「姉さん!!!ワカメ!!!母さん!!!」
カツオは息を荒げながら玄関のドアを開け家に飛び込んだ
ガラッ
カツオ「……!」
ノリスケ「カツオくん、久しぶりだね」
カツオ「ノリスケ…おじさん…!」
ノリスケ「3人共、奥の部屋で眠っていてもらっているよ」
カツオ「母さん達には手を出すな…!」
ノリスケ「まだ手は出していないよ、フフフ」
カツオ「今、街中がパニっくになってるけど…あれも全部」
ノリスケ「そうだ、我々組織の計画の一部だ」
アナゴ「……クッ……ううう………」
マスオ「魔人の能力についていけず君の身体はもう限界を迎えている」
アナゴ「ククッ…ワハハハハハハハ!!!!!!!!!」
マスオ「…」
アナゴ「フグ田くぅーん、君は最高だ最高に素晴らしい好敵手だ!!」
アナゴ「ならば僕も自分の身体を賭けて君に挑もうじゃないかぁ!!!」
マスオ「君の体力はとっくに限界を…」
アナゴ「終焉のアナゴ(エンペラーアナゴ)」
マスオ「…エンペラー……?」