ノリスケ「カツオくん、やはり君の相手は僕がするべきだ」
カツオ「…手加減は無しだよ」
ノリスケ「フフフフフフフ!!!!!!!」
ノリスケの右手に2つの紋章が浮かび上がった
カツオ「紋章が……2つ……?」
ノリスケ「この紋章は最上級の悪魔との契約の印を意味する」
カツオ「最上級の悪魔!?」
ノリスケ「……堕ちろ」
カツオ「え」
カツオの頭上にピンポイントに小さな隕石が落ち
衝突した
ズドーーーーーンッ
ノリスケ「カツオくん、これは僕のほんの一部の力にすぎないよ」
イクラ「シャァァァァァァ!!!!シャァァァァァ!!!!!」
タイコ「イクラ!!何を手間取っているの!!!」
タラ「僕の方が力が上ですぅ、だからイクラちゃんは焦ってるんですよぉ」
タイコ「バカなことは言わないで!!ノリスケさんの遺伝子を受け継いだ子供なのよ!?」
タラ「だから、僕には勝てないんですぅ」
タイコ「…ノリスケさんが劣ってるって言うの…?」
タラ「にこっ」
タラ「さぁお喋りはお終いですぅ、トドメを刺す時間です」
イクラ「ヒャァァァァ」
タラ「僕がコピー出来るのは技だけじゃないですよぉ」
ブォォンッ
イクラの手には光の粒子が集まる
タラ「パパの武器、イカロスの刀をコピーするですぅ」
タイコ「……イカロスの……刀…!?」
タラ「バイバイですぅ」
スパァンッ
イクラ「……へっ……やるじゃ……ねぇ……か」
ドサッ
タイコ「イクラァァァァァ!!!!!」
イクラちゃんが息絶えると同時にタイコさんの身体も消えかかる
タラ「なるほど、2人で1つだったんですねぇ」
タイコ「ええ…どちらかが死ねばもう1人も死ぬ…そうなっているのよ」
タラ「フフッ、親子ですねぇ」
タイコ「…覚えておきなさい…まだノリスケさんが残っているわ…」
タラ「楽しみでーすぅ!」
シュゥゥゥッ
タイコはそう言い残し跡形も無く消滅していった
三郎「その糸に触れた時点でお前の体内は猛毒におかされているんだよ!」
中島「うっ…ビクッ…ンッ……」
三郎「へへへへ、徐々にお前の全身を締め付けている糸の力も強くなる」
ギチギチッ
中島「ぐっっ……うううっ……」
三郎「再生能力があるお前でも毒を消す事は出来ないだろ!!」
中島(ダメだ…僕の力じゃこの糸を引き千切ることが……)
花沢「中島くん!!なにやってんのよ!!!!」
中島「ごり…いや…花沢さん……」
三郎「チッ、うるさい奴が目を覚ましたか」
花沢「メジャーリーガーになるんだったら、こんな試練乗り越えて見せなさいよ!!」
中島「……言われなくても…分かってるさ……」