女子生徒「……」
女子生徒「お、男くんってさ……女さんの話、知らないんだよね」
男「ん? ……話? 何それ」
女子生徒(ちょ、ちょっと!? アンタ何言うつもりなの!?)
女子生徒「……」ニヤ
女子生徒「ん、なんかねー、こないだ女さんとちょっとだけ話したんだけど……」
男「?」
女子生徒「男くんのこと、ちょーバカにしてたよ」
男「……え」
男「……バカにしてた? 俺のことを?」
女子生徒「そーそー。ほら、女さんっていつも男くんに弁当作ったりしてるじゃない?」
女子生徒「そのことをね、『あれはエサみたいなものかな』って言ってたよ」
男「……」
女子生徒「しかもね、『餌付けするだけで盲導犬の代わりになるのはいいけど、』」
女子生徒「『たまに彼氏顔するから困ってる』んだってさー」
女子生徒「これ言っていいのか迷ったんだけどね、やっぱ男くんが可哀想でー」
男「……」