「…貯金、貯まるのはいんですけど。…赤ちゃんは?」焦れたのか、突然言われて。
「もう社会人なんだから。子供じゃないです。…よね?」そこまで言わせてごまかせる訳もなく。
やっと思い切れた…とは言え。俺も高三の時以来だし彼女は初めてだしで。かなり戸惑って。
日を改めながらの四度目のチャレンジで何とかできて。嬉しいと言ってくれる彼女前にして、
凄い罪悪感と嫌悪感に襲われた。彼女の願い叶えてあげられるのかなと不安にもなった。
けど彼女が言ってくれた「あは。だいじょぶですよ。」それだけで何か安心できた。
あの時からの俺と彼女がおかれている状況は、殆ど変わりがありません。結婚もまだです。
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お婆さんが「もう子守りは済んだで。」そう言って、彼女の住所が俺の部屋になったくらいです。
俺達の仕事も同じ。お婆さんも内職続けてます。彼女の求めたごく普通の暮らしだと思います。
最近彼女が積極的に子作りを考えて。食べる物まで気を使い始めて。
排卵日とかの計算もしてるし、いろんな俗説やら仕入れてきては実行したりして。
友達のナースや介護職の女の子達がある事ない事吹き込んでくれるのには少し困ってます。
毎年、命日に近い日に二人でお母さんのお墓参りに行きます。今年も行けました。
いつか三人で行ける時が来たらいいなと。今願う事はそれだけです。長々とすいませんでした。
