早く帰らせようとしていたのも、
腕時計を何度も見ていたのも、
影でコソコソ電話をしていたのも全部、
このために花屋さんや
自分のお父さんに電話で
時間を調整してくれていたからなんです。
後から彼から聞いて、
花屋さんの閉店時間は21時半までだったのを、
何度も電話でお願いをして
22時まで開けておいてもらったそうです。
初めは
「自分に気持ちがなくなっちゃったのかな」
と不安になった彼女さん。
ですが、
その気持ちとは反対に
彼氏は彼女の事や亡くなったお父さんの事を
考えてくれていたんですね。