「大袈裟ねぇ~」
微笑みながら言うみさえ
「たいも!たいも!」
ひまわりも食べたいらしい
「あらひまも?はい、あ~ん」
食べるひまわり
「たぁい!うへぇ」
ご機嫌なひまわり
そしてひろしが帰ってくる時間
「ただいま~」
「あなたぁ~ん」
しんのすけが駆け寄る
「おかえり、だろ?」
笑いながらしんのすけを抱き上げるひろし
「しんのすけ~重くなったなぁ」
「そうなのよ~、この前体重計のったら3キロもふえちゃってぇ」
「こらしんのすけ!それはママの事でしょ!」
台所からみさえが顔を出す
「また…増えたのか」
ひろしが問い掛ける
「増えてないわよ!最近減ってるのよ!しんのすけが言ったのは前の事よ!」
「ならいいけど…」
寝室に向かい服を脱ぐひろし
「あなたぁ~、しんのすけとひまお風呂にいれて~」
「えぇ~、お前がいれろよ~」
「オラもとうちゃんとなんてやだゾ~、南明奈ちゃんがいい~」
「たい!やっ!うへぇ(私もいや!小栗旬ならいい~)」
ダンッ!
みさえが捌いていた魚の頭がリビングまで転がってくる
「さぁっしんのすけ、ひまパパとお風呂だぁ!」
「わぁいわぁいパパとお風呂だぁ」
「たぁいたぁい!」
そそくさと風呂場へ向かう三人
「まったくもう…」
料理の支度をするみさえ
「うぇ~い」
三人は仲良く入浴
頭を洗い身体を洗う
「よしそろそろでるぞ~」
浴室からでる三人
「あれ?バスタオルが無い…」
「みさえ~お~い、みさえ~」
呼び掛けるが返事が無い
「なにやってんだみさえの奴…しんのすけ、ママ呼んで来てくれ」
「ほっほ~い」
台所に駆け出すしんのすけ
「まったく…風邪ひいちゃいまちゅね~ひまちゃ~ん」