「ね~」
ひろしとひまが待っていると台所から
「とうちゃん!かあちゃんが!」
しんのすけの声が
「どうした?床でも抜けた…か…」
ひろしが台所へ行くとみさえが倒れている
「みさえ!」
ひまわりをしんのすけに渡すひろし
そしてみさえに駆け寄る
「しんのすけ!救急車だ!」
「ほ、ほい!」
「みさえ!みさえ!」
必死に呼び掛けるひろし
そしてしんのすけが戻ってくる
「とうちゃん!」
「しんのすけ!」
「今20時32分だって!」
「バカ!そりゃ時報だよ!あぁもう!車のが早い!」
服を着替え急いでみさえを担ぎ車に乗るひろしとしんのすけとひまわり
そして病院につき急いで窓口へ
「すいません!みさえが!妻が!倒れて!」
「はい、じゃあまずあちらで書類に記入を…」
淡々と別の窓口を指差す事務員
「バッカヤロー!みさえが大変なんだよ!死んだらどうすんだ!早く医者を呼べよ!」
むなぐらを掴み叫ぶひろし
「は、はい、少々お待ちを」
気圧され医者に連絡をとる事務員
「で、ではこちらへ」
事務員の案内で医者の元へ向かう野原一家