女「わかってる」
女友「それならいいんだけどさ」
女「……」
女友「でさ、感想は?」
女友「惚れちゃったりした?」
女「……何言ってるの?」
女友「もー」
女友「そんなに怖いと魅力半減しちゃうよ」
女「……私、デートの予定立てるのに忙しいから切るね」
女友「え、もしかしてもしかしてやっぱり惚れ」
女「おやすみ!」
ガチャッ
女「(告白したのが月曜日…)」
女「(金曜日に買い物。土日は一回デートしたいな)」
女「(それでやっと三回目が終わり……)」
女「(いっぱい予定詰めてデートして、すぐに振っても別に不自然じゃないよね…?)」
女「(今日も随分と眠たそうにしてたけど、何か理由あるのかな)」
女「うーん」
女「(まぁ関係ないし、はやく終わらせたい…)」
女「あ」
女「いいこと考えた。何回もデートするうちに友達としての気持ちの方が強い」
女「ってことに気が付いた……って理由ならなんとなくいけそうかも」
女「…………」
女「(今日のデート…)」
女「(4時間くらい一緒にいたけど特に何も思わなかった)」
女「…………ん?」
女「何も、思わなかった?」
女「(告白した時は、もっとおどおどしてたり)」
女「(びくびくしてる印象しかなかったような…)」