妹「…………」ジー
妹「どんだけ手繋いでんだよ」
妹「ラッコか?」
妹「あいつらラッコか?」
姉「無事に付き合えたみたいでよかったじゃないか」
妹「とりあえず盗聴器はオフっとこう」パチッ
姉「なんで?ほんとに兄者のこと好きだったの?」
妹「ううん。今から何やりだすかわかんないから」
妹「そんな声聞きたくないし」
姉「……若いからな」
妹「姉者よりかなり若いからね」
姉「…………」スパーン
妹「いたた…」
妹「んじゃ帰ろっか、アッシー君」
姉「私はその世代じゃない!」
翌日 学校 (月)(7/13)
女友「男君すごいわね。あの状態から堕とすなんて」
女友「(ってかバレたら違う罰ってのがこんな形で実現するとはね…)」
女友「じゃあもうバラしてもいいのかな?」
女「何の話?」
女友「男君に聞かれたのよ。あんたが好きなものとかいろいろ」
女「あ、それなら聞いたよ」
女「図書室で勉強してたのも、作戦?のひとつだったんでしょ?」
女友「なんとなくそんな感じのこと言われたわね」
女友「ってかそんなこと聞かされて引かないの?」
女「引かないよ。もう好きになっちゃったんだもん」
女友「甘っ!」
女友「すんごいからいたくなってきたわ」
女「ふーん。でも男くんのこと誘惑しても無駄だよー」
女友「……私がただのモブじゃないってこと見せてあげる」