男「なぁ」
幼馴染「ん?」
男「なんで…こっちに引っ越してきたんだ?お前なら向こうの高校でも…」
幼馴染「両親と喧嘩したの。だから、一人暮らしがしたかったの」
男「学費は親御さんもちだろ?てかお前の家族は、あんなに仲がよくて…」
幼馴染「昔と今をごっちゃにしないで」
幼馴染「もう変わったの。私も、何もかも。変わってないのは、貴方だけ」
そういうと、スタスタと帰ってしまった。
思わぬ不意打ちを喰らった。近くに落ちていた空カンを蹴り飛ばすことも忘れるくらい、俺は何か裏切られたような憤りを自覚した。
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今日はバイトから給料がおりるから、もうあいつの厄介になることはなさそうだ。
男「そういうわけで…ありがとな」
手短に礼を言い、お礼といってはなんだがケーキを渡した。
これであいつの厄介にはならない。
それと同時に、あいつと話すことは0になった。本当に赤の他人のような関係になった。