【※衝撃※】一年につき、一万円で寿命を買い取ってもらった・・・衝撃の末路が待ち受けていた!!

俺は目線を上げてウェイトレスの顔を見た。
「うわあ……」って目で俺のことを見てたね。

これはやっちまったな、と思った。
しばらく恥ずかしさで顔が真っ赤だった。

こうなると、友人に女の子を自慢するという
ささやかな夢も叶わなくなったわけだ。
二重にも三重にも惨めだったな。
俺の場合、寿命や健康や時間なんかより、
惨めさを売った方がよっぽど金になりそうだ。

もう帰っちまおうかとも思ったけど、
そこにちょうど友人が現れちまったんだ。
俺たちは大袈裟に再会の喜びを分かち合った。
半分ヤケだったな。もう正直どうでもよかったんだよ。

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