【※中学生のび太※】ドラえもん「道具を使って本気で戦いたいだって?」 アニメでは決して放送できない幻の秘話がココに・・・

警部「何を……したか知らんが…!!ここは……通さん………!」

大尉「おい…!冗談じゃねぇぞ!!しっかりしやがれ!!」

男「う……うう………!」ドクドクドク・・・

大尉「他の警官の頭に隠れて『悪魔のパスポート』が見えなかったのか……!?」

警部が再度、男に銃口を向ける…!

大尉「こいつ!?『悪魔のパスポート』が通じねぇ…!」

再び留置所に鳴り響く発砲音!

しかし今度は着弾する事無く
その銃弾はのび太の手の平の中に吸い込まれた…!

のび太「危ない……銃弾はこの『ブラックホールペン』で描いた黒丸の中に吸い込ませた…!」

大尉「……!」ワナワナ…

のび太「今はこらえて早くここを出よう大尉…!男の怪我なら道具で治すことが……!」

のび太「待つんだ大尉!!」

大尉「てめぇ!!!」

大尉が刀を抜き警部に斬りかかる!

ズバッ!!

警部「ぐああああ………!」

そのままとどめを刺そうと大尉が切っ先を警部に向けた瞬間…
刀が、背後まで迫った『空気ピストル』の衝撃を弾き落とした!

大尉「……何のつもりだ!邪魔をするな!!」

のび太「もうやめるんだ!次、その警部に斬りかかったら今度は僕が『空気ピストル』でこの男の傷口を撃つ…!!」

大尉「ちっ…!」

ー外ー

大尉「――――――…ここまでくればもう大丈夫だろ…」

男「迷惑かけたな……」

のび太「怪我は大丈夫かい……?」

男「もう心配無い。助かったぜ。」

大尉「これから『中尉』と落ち合う予定になっている……中尉つっても俺が命令してお互いにワッペンは破いてあるけどな。」

男「女〈中尉〉を迎えにいってくる!二人はそこで大人しく待っててくれよ!」

大尉「頼んだぜ…俺達も一緒に移動したいが『少佐』に見つかった時点でアウトだ…」

男が女〈中尉〉を迎えに車を発進させる…


のび太は車が見えなくなった事を確認すると
来た道を再び引き返し始めた…

大尉「どこへ行く……!」

のび太「決まってるだろ…!警部の傷を治しに行く!!」

大尉「留置所に戻るのかっ!?」

のび太「あの傷は重症だ!僕の道具なら治せる!!」

大尉「バカが!!俺達がこの計画の為にどれだけ苦労したと思って…!」

のび太「……知らないよ、そんな事……!」

大尉「何だと……っ!!」

のび太「……お前が斬ったあの警部だって……被害者なんだ……!!」

のび太「…自分の子供が……学校でテロに巻き込まれていたんだよ!!」

大尉「…!!」

のび太「お前達からすればあの警部は……自分達の『障害』に見えたかもしれない…!!」

のび太「けどね……あの人だって必死に悩んでいたんだよ…!あんな道具なんかに屈しない程にね……!!」

大尉「……」

のび太「どいつもこいつも同じだ!傲慢な考えで自分を納得させて…現実が見えていないのはどっちの方だ!!」

のび太「お前達が自分勝手に行動するなら……僕も好きにさせてもらう!!」

大尉「水と油だな……相容れない仲って事だ…!」

大尉が刀を抜く…!

大尉「傲慢かまして行こうってんなら……お前の道具だけは置いて行って貰う…!」

のび太「…!!」

大尉「思い通りにしたいんなら……実力で語るんだな……!」

のび太「戦うことでしか…互いの気持ちを交わすことが出来ないのか…このわからず屋!!」

のび太はジキルハイドを取り出すも
それらを踏み潰した…!

のび太〈こんな仮面の人格にはもう頼らない…!!自分で考え、こいつを出し抜くッ!〉

のび太〈あの刀は……名刀『電光丸』だ…!!〉

※電光丸
この刀にはレーダーが内臓されており
たとえ目を閉じていても襲ってくる相手の動きを自動的に探知し、撃退する

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