あ~そんな話したかもしれない
男「したね」
霊子「あれ・・・私が出したんです」
男「なぁはっ!?」
振り向いた反動で転びそうになる
男「おわわわっ!」
霊子「だ・・・大丈夫ですか?」
男「びっくりした・・・。でもどうして?」
霊子「私・・・男さんに一目惚れしたんです」
さらに驚いた
男「でも・・・いつあったのか
思い出せないんだけど・・・」
霊子
「本当に些細なこと
だったんですけどね・・・」
少し昔の話し
私は大学で家の鍵をなくしてしまって
帰れず困っていました
男「どうしたの?」
そんな時に男さんが声をかけてくれたんです
玲子「鍵が・・・無くなっちゃって」
男「家の?」
探しながら頷くと
男「どんな鍵?暇だし俺も探すよ」
玲子「え・・・でも・・・」
男「暇なんだよ。
それにウォーリーを探せ得意だし」
ウォーリーさんが誰か知りませんでしたが、
男さんは一緒に鍵を探してくれました
しばらくして
玲子「あ・・・!」
男「あった?」
玲子
「はい!・・・
あの、ありがとうございました!」
男「いや、結局俺はみつけられなかったし」
鍵が見つかり帰ろうとした時
男「おお・・・すげぇ・・・」
夕焼けで景色が真っ赤になってました
そこでとっさに撮った写真が・・・