行くところなんて考えてなかったけど
霊子さんが消える前に
この街を見たいというので自転車を走らせた
男「俺もあまり詳しくないんだけど・・・」
霊子「私が案内しますよ!」
男「了解!」
街をあちこち走り回る
まずは海にきた
男「海辺ってこの季節寒いなぁ・・・」
霊子「寒いですね・・・」
寒中水泳って拷問だったんだなって
実感するほど寒い
霊子
「夏に・・・来たかったですね・・・」
だめだ・・・!
なんか辛気臭くなってしまう!
男「さぁ!次行こうぜ!」
自転車で街を回っている間に
霊子さんは自分について語り出した
霊子
「前に男さんがラブレター
もらったって話してましたよね」