流石にハードな部分は避けたが虐待の話まで説明した
男「という感じで、今は俺のアパートで保護ってかんじ」
母「あんた一人で大丈夫なの?」
今回実家に来たのはそのことがメインだった
男「本当に勝手なんだが・・・こいつをこの家で保護してくれないか?」
姫「・・・・え?」
姫が驚いてこっちを見てくる
男「俺も色々考えたんだけど・・・やっぱり俺一人より親父たちの方がいいと思うんだ」
姫は俺一人で保護するより親父たちの方が適任な気がした
ここなら部屋もたくさんあるし、向こうの父親もこんなところにいるなんて気がつかないだろう
姫「・・・いやだ・・・男と一緒じゃないと!」
意外だ・・・
なにが意外って、姫がこんなにも自分の意思を口に出すのは初めてだった
男「でもな・・・この方がおまえm・・・」
バシッ!!
いきなり殴られた
男「いって・・・何すんだよ」
殴ったのは母だった
母「なんかふにゃふにゃふぬけたこと口走ってたもんでね・・・。かちーんときちゃったよ。母ちゃん」
男「なんで・・・?」
母「あんたが決めて保護するって・・・その姫ちゃんと約束したんだろ!?」