「脚曲げたままだとつらいんだけど」
美咲先生の声に、僕はハッと我に返った。
「ご、ごめんなさい」
「脚曲げたときの感じは、しっかり覚えたつもり。でも 何回か繰り返してみて、足持ったままで」
「はい!」
僕は美咲先生の身体に見とれながら、かえる足キックのサポートを続けた。
両足がおしりに近づいたときに、僕が少しグッと腰をつきだすと、もう少しでちん○が先生の割れ目にくっつきそうだった。
(これがあそこに入れば、セックス……赤ちゃんできちゃうのかな?)
僕はそんな妄想にふけりながら、先生のキックの練習を手伝った。
「ありがとう。そろそろ自分でやってみるね」
美咲先生の声に、僕は足を持っていた手を離した。それから先生は、かえる足キックを繰り返した。
「先生、足首の力を抜いて、しっかりかかとで蹴る感じですよ」
「わかった。気をつけるね」
「それじゃあ、また泳いでみてください」
先生はゆっくり平泳ぎを始めた。今度はちゃんとかえる足のフォームを保っている。
25メートルを泳ぎ切り、ターンしてこちらへ戻ってきた。
「先生、今度はちゃんとできてますよ」
「ホント!?修くん、ありがとう」
先生は本当に嬉しそうに、満面の笑みを浮かべた。白い歯が見え、いつものえくぼができた。
「もう私の平泳ぎ、カンペキ?」
「うーん、まだ手と脚の動きのバランスが良くないですね。手と脚のタイミングを上手く合わせられれば、もっとずっと楽に泳げるようになりますよ」
「えー、そうなの?難しいねえ、平泳ぎは」
「修くん、また教えてよ!」
「えー?どうしようかな……」
僕はとっさにそう答えてしまった。教えるのは全然かまわないし、美咲先生の身体ももっとよく見たい……。