(もっと両膝を閉じ気味にしてもいいのだけど……)
僕はそう思いながら、口からは違う言葉が出てしまった。
「先生、もっとしっかり膝を曲げて、外側にしっかり開くんです!がに股みたいな感じで!」
そう、僕はタオルに隠れている美咲先生の「太ももの間」を見たかったのだ。
(先生にも僕のおしりが見えていたはずだ。それにこの態勢だと、先生は振り返っても真後ろの僕はよく見えないはず……)
先ほど自分が経験した態勢だから、確信があった。
「修くん、さっきみたいに私のつま先持って教えてよ」
「わかりました。先生、ちゃんと前見て、脚の感覚で覚えて下さいよ」
「うん、わかった」
「じゃあ、ゆっくり動かしますよ。膝をしっかり曲げて、股をしっかり開いて、足をおしりに引きつけます」
僕は両手で先生のつま先を持ちながら、先生が脚を曲げていくのを手助けした。足をおしりに引きつけさせながら、顔だけ水面から出す態勢で、美咲先生のおしりを覗き込んだ。ちょうど僕はバンザイするような態勢になった。
美咲先生のおしりにかけたフェイスタオルは、まるで超ミニスカート状態になっていた。この角度だと、スカートの中は、すっかり丸見えだった。
「じゃあ先生、自分で何回もキックしてみてください。ゆっくり」
僕は先生の真後ろの、ちょっと離れたところまで下がった。
「こんなかんじかなあ?」
先生は、かえる足キックをゆっくり繰り返す。
先生の脚は、ちょっと筋肉質で、少し日焼けしていた。
脚を引きつけたときに見えるおしりは、脚と対照的に真っ白に見えた。
とても柔らかそう……。さわってみたい……。僕は必死の思いで欲望を抑えた。