男「…またか」
男「こう?」ナデナデ
幼「…うん、そう」
幼「…えへへ」
男「」ナデナデ
男「…もう、痛くなくなったかな?」ナデナデ
幼「うん!」ニコッ
男「そうか、良かったな」ニコッ
幼「ありがとね、男」
男「今日宿題でてたし、いつもどおり一緒にするんだよな?」
男「じゃ、そろそろ始めようか?」
幼「うん、やろっ」
幼「男っ、早く済ませて遊ぼうね」
男「うん、そうだな」
……
男「宿題は数学と英語のプリントだな」
幼「いや~、頭脳明晰な幼ちゃんも、数学と英語は苦手なんだよねー」
男「…いつから、頭脳明晰になったんだよ?」
男「俺だって苦手だよ、数学と英語は…」
幼「でもでも、ふたりいればどうにかなるよ」
幼「苦労もはんぶんこするんだよ」
男「そうだな」ニコッ
男「いつもどおり、わかる問題で分担するか」
幼「おっけ~だよ」ニコッ
幼「私はこの問題とその問題を解くからね」
男「俺はこの辺りの問題にするよ」
幼「がんばろー!」
男「おーっ!」
……
幼「」カキカキ
男「」カキカキ
幼「…結構進んだね」
男「ああ」
幼「ねぇ、男。カップケーキあるけど、食べない?私、お腹がすいちゃったんだよね」
幼「男の部屋に来る前に買ったんだ」
男「いいな、食べよう。一休みだな」
幼「うん食べよ。一休み。これね、味がたくさんあるんだよ」
幼「プレーン、チョコ、紅茶、メイプル…一つの味が一つしかないや」
男「…じゃ、頼む」
幼「うん」
幼「」チギリチギリ
幼「ちぎってはんぶんこしようね。こうすればふたりで全部の味、食べられるもん」ニコッ
男「うん」ニコッ