男「・・・モグモグ」
男「・・・放課後こそ、女さんを爆笑の渦に」
放課後、俺は襲いかかるミーハー連中の手を逃れ、女さんの席に向かう。
男「あ、良かった。まだいた。今日こそは大爆笑間違いなしだぜ!」
女「・・・絶対笑わしてくれなきゃ許さないから」
男「え、お、おう!まきゃ、まきゃせろ!」
俺には多少プレッシャーがかかるくらいが丁度いいんだ。そういう状況でこそ真の力を発揮出来るはずだ。
女友「ふーん?君が男君かぁ」
女「と、友ちゃん。」
ん?妙に女さんが慌てている。慌てるのはいつも俺だから何だか新鮮だな。
男「なんだチミは?」
女友「なんだチミはってか!そうです私が変なおじさんです!」
何だこいつ。やべぇんじゃねえのか?
女友「あそれ、変なお~じさん、だか~ら変なお~じさん」
なぞの呪文を唱えながらその女は珍妙な踊りを踊り始めた。呆然とする俺とは別に女さんはキラキラした目で彼女を見ている。
女友「ダッフンダ!」
女「ズコッ」
変な女の掛け声と共に女さんがずっこけた。