【※崖の上のポニョ※】宗介「10年前、僕は5歳だったし、わけもわからずポニョを好きだと思ってた。でも…今は違う!」

フジモト「お前はさっき言ったろう。宗介が消えたら悲しいと。
それと同じだよ。お前が消えたら私も消えてしまいそうだ……。
私はお前を愛していたから。お前は私の大切な娘だ。
愛するあの方…グランマンマーレとの間に生まれた、大切な娘だ」ぼろ…ぼろ…

『……父さん、泣かないで』

フジモト「私を父と呼んでくれるのか…」

『私も父さん好き…だって父さんがいなかったら宗介に会えなかった
お母さんのことを父さんが好きじゃなかったら、宗介に会えなかった』

フジモト「ポニョ……お前には幸せになって欲しかったのに」

クミコ「宗介…!良かった、良かった……」

宗介「なんとか助かったよ、不思議なこともあるもんだ」

クミコ「でも本当に良かったわ!宗介が落ちてたら私…」

宗介「クミコちゃん、泣かないで」

クミコ「もう…ばかっばかっ!」

宗介「……好きだよ」ニコッ

クミコ「ばかー!私もよ!!」

『あ、宗介が笑ってる…ポニョ、宗介の笑顔好き。幸せ』にこ…

『父さん、これがポニョの幸せだよ』あわ……

フジモト「……」


『宗介がずっと笑っていられるといいな…そしたらポニョもずっと幸せだよ
そうだ…魔法をかけてあげよう……』すううう

『宗介がずっと幸せでいられますように』しゅんっ

し…ん……

フジモト「ポニョ……!ポニョ!!ポニョ…ポニョ……ううっ…ううう」

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