当時俺はデスボイスにハマってた
バンドとかじゃなくてデスボイスの奇声の響きにハマってた
当時の俺はあらゆる歌をデスボイスで歌っていた
そのデスボイスにハマってた時期に学校では中学校生活最後の合唱コンクールに向けてみんな合唱の練習をしていた
曲目は
時の旅人
大地讃頌
これがいけなかった
練習で俺は至って普通にふつ~うに練習していた
俺は元々声は低い方だったのでバスを担当した
そしてお約束の「ちょっと男子ちゃんと歌って!!」のやり取りもあって
順調にみんな合唱技術が上達していった
ある日大地讃頌を合唱練習していた時の事
最後で
母なる大地をアー
讃えよ大地を
アアアアアアアア
という部分で俺は閃いてしまった
普通に歌ってもつまらない、デスボイスで歌い上げれば高得点で優勝できるんじゃないかと
俺は閃いてしまった
俺は俺なりにクラスの優勝に研修するつもりだった
俺はその日からデスボイスの練習に時間を費やした
学校では普通に歌い家ではデスボイスで歌った
何故こうしたかと言うとみんなにサプライズを提供したいと思ったのと
デスボイスで高得点に導きみんなに「さっすがタケヒロ!!」と思われたかったから
ヤバい自分でも頭おかしいと思う
合唱コンクール2週間前のことだった
俺はデスボイスで高得点に導けるなら
時の旅人もデスボイスであってもいいのでは?
と閃いてしまった
俺は練習に乗り出した
さて問題はどこでデスボイスするかだ
めぐるめぐる♩風ー♩
この部分だ!!と俺の中に電撃が走った
その同時に俺は天才ではないか?と思った(ただのキチガイです)
もう誰も俺を止められなかった