このとき俺の脳髄はなんかもう告白しちまえよとか考えてた
ほら言っちゃえよ、ほらほらともう1人の俺が頭の中で俺を追い詰める
そして電車が来る時間が近づいて来てそろそろホームに出たほうがいいあたりになって
俺は言った
俺「リコさん」
リ「ん?」
ほら行け、勇気を出せよ
ここが正念場だって!行け俺!
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俺「…またね」
リ「うん、またね」
俺はヘタレだった
基本楽観的で深く考えることは少ないが妙なところで現実的なのだ
そして俺は深い溜め息を吐きながら電車に乗った
電車に揺られながら「やっぱり言っときゃよかったかなぁ…」と後悔していた
さらに携帯のアドレスとかも交換しとけば…とさらに深く後悔した
微妙に下がったテンションのまま家についてブサ猫を机の上に置いた後に
久しぶりに外に出た反動かそのまま眠りに落ちた
翌日、起きてそのままFF11にログインし
また1人でちくちくとやっていた
夜になると姉御がログインしてきた
姉「おいーっす」
俺「ちーっす」
姉「リコと会ったかw」
俺「ななな、なんでしってんすか!?」
姉「昨日リコに聞いた」
俺「何て言ってました?」
姉「楽しかった、リアルでも全然変わらなかったってさ」
なんかホッとしたような拍子抜けしたような感じだった
もうちょっと詳しく聞きたいという思いもあった
俺「他には!?」
姉「んにゃ別にーそれよりどうだった?」
俺「何がすか」
姉「可愛かった?」
俺「言っていいんすか!言っていいんすね!?」
姉「はよ言えて」
俺「計り知れないほど可愛かったです」
姉「ぐあ~!!超見て~!!写メ撮っとけよバカヤロウ!!」
姉御は姉御だった
そして皆知らないリアルのリコさんを俺は知ってる!的な感じで俺はご満悦だった
しかし若干リコさんにどう対応しようか迷った
会ったら対応がいきなり変わるとかどういうあれだろうと思われるのがいやで
極力今までと変わらないように振舞う努力はした
おいおい、これじゃ何も変わってねぇぞ!とは思った
しかしすぐまた会うのはどうかと思った俺はそこに触れられずにいた
そんなこんなで夏休みが終わってしまった
